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2007年4月 6日 (金)

クリの木の座卓

 家内の退職記念の座卓

「この上では、パッチワークしたり、ポン酢作ったりできない」

 汚したり、傷つけたりしたらもったいないというのが、理由らしい。

 

 考えてみたら、我が家の戸の引き手は手でこすれ穴が開いてきた。ローカは人の動線が白くなっている。縁側は雨のシミに大掃除の時の傷。土壁は掃除機の当たるところだけがぼろぼろ。子ども達が小さかった頃の落書き。

 この家を建てたとき 材料は、じいさんが自分の育てた木から一本一本選んで切り出した。大工さんがそれを手作業で加工してくれた。近所の人達が集まってくれて昔ながらの棟上げ。村の職人さん達が一肌脱いでくれたおかげでできた私たちの家。

そんな家を大切にしながら20年。「生活の傷がついて悪いものは何もない」

無垢の材料を使った物や、手作りのものにはそれが言える。

 

  この座卓も傷やシミが入って「思い出のいっぱいつまったもの」になったら良い。

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