« 退院 | トップページ | 山まつり »

2007年12月13日 (木)

おばあちゃんの時計

おばあちゃん(母)はよく働く人

 

 「いつ何をする」「段取りは・・・」若いときからよく働き、几帳面に仕事をしてきた。家計簿と日記は何十年と付けてきている。

季節の仕事はこよみ、一日の仕事は時計、それぞれに合わせて働いてきたのです。

 

 入院しているときも、「腕時計がほしい」といっていた。

何のために使うのかと聞くと、洗濯物が仕上がる時間がわからないからだと言った。

「動く時計が良い」そんな希望も付け加えて言った。

そういや入院前、電池が切れたのか壊れたのか、動かない腕時計を腕に巻いていた。

 

 さっき風呂に行くと、脱衣籠に新品の時計が忘れてあった。

 

いつものことで以前は「忘れてたよ」と手渡していたのですが、子ども達が家に帰っている間は、食卓のおばあちゃんの席に置かれています。

不思議に思い、ある時我が子に聞くと

「いつも、『忘れてたよ』って手渡されたら、プライドが傷つくけど、ここにおいたら朝ご飯の時、時計に気づいて、自然に一日が始まる」

おばあちゃんも『ええ孫』に育てたものだと思った。

 

今夜、久しぶりに母のよい子になった。

|

« 退院 | トップページ | 山まつり »

その他」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 退院 | トップページ | 山まつり »