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2008年3月19日 (水)

彼岸餅

曇りから雨になった一日(我が家の窓から)

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 我が家では彼岸といえば餅。おばあちゃんはこの日が最大のイベント、もしかしたら墓参りより餅つきの方が彼岸行事なのかもしれない。

 先日から、餅米をさがしてごそごそ、蒸すためのカマドをさがしてうろうろ。その都度お母さんが「何探してるん?」「○○は準備してるよ」を繰り返す。それだけではだめで、今度は私たちの方から具体的な方法を聞く「どれだけつく?」「ヨモギもいれる?」答えてくれる日もあるけど、面倒くさいときは答えてくれない。大体こちらが解っているのでそれでもいいのです。とにかく大切なことは一緒に暮らす両親のイベント、年老いた二人はいわゆる主催者なのですから、私たちはその意向を反映しながらの進行を心がけねばなりません。

 主催者が餅つきをするというのですから雨で荒れ模様の今日ですが、餅つきを決行しました。

 もち米は我が家の棚田でとれたもの、ヨモギはおばあちゃんが去年の春収穫して乾燥していてくれたもの、自分たち用のあんこ餅のあんはお母さんが今朝から炊いて用意したもの。

 米を蒸すのは外での作業。カマドは濡れないように廃品のトタンをさし掛けた。風が強いので、一旦火を起すとすごい勢いで燃えた。

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 私が餅をつき、お母さんが手水。おじいちゃんとおばあちゃんは審判?私たちの周りを歩き回ったり、じっと眺めたり。口を出したいところもあっただろうが、「じっと見守るのが子育ての基本」みたいに何も言わなかった。それでも、そばにいてくれるだけで安心して作業ができる。おかげで、きれいな餅につき上がった。

 例のごとくお母さんの焚いたあんこで、自分たちの分だけあんころ餅を作って、仏壇へお供えするまでに美味しくいただきました。これは信心より権利の問題とでも言うように。

 荒れ模様の天気の中で大変でしたが、両親のおかげで彼岸という季節を体で感じることができました。

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