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2008年4月 7日 (月)

発芽試験

 おばあちゃんのスイッチが入りました。

 朝ご飯の準備をしているとき、窓の外に影が見えたので開けてみると、おばあちゃんが物置に入ろうとしていた。「何するん?」「モミをなぁ・・・」今年の春用に種籾を用意しているがそれをおじいちゃんの腹巻に入れるのだという。

 種籾一掴みを取り出し、まず水につける、次に不用になった靴下にそれを入れポリ袋に包む、次におじいちゃんの腹巻に入れて発芽の様子を見るのだそうだ。

 我が家には、私さえ知らない豊作祈願がこういった形で行われるのだと感心した。直感で『おじいちゃんの腹巻』という言葉が、どこかの未開の地で行われているそれと重なる気がしたのです。

 ところが、そのあと籾を水に浸しながら「去年か一昨年のか解らんし」ときた。よく聞くと、種籾がいつ採取したものなのか解らない。それでも芽が出ればいいので、おじいちゃんの体温で発芽させてみるのだそうだ。そう言えばおじいちゃんは昨日から風邪気味で熱がありそうだった。

 どこかの農業試験場みたいに種籾の発芽試験をするとは、それにおじいちゃんの熱まで利用するか?いずれにしてもおばあちゃんの「田んぼスイッチ」はONになりました。

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