« 熱が入って | トップページ | 田 »

2008年4月13日 (日)

頼もしい人

結局おばあちゃんが仕切った。

 朝からお母さんは、昨日に引き続き赤飯を蒸した。昨日蒸した2升は引き出物になったり、お世話になった方に届けたりしたので、今日も2升蒸すことになった。蒸していると、頃合いを見計らっておばあちゃんがやってくる。「硬かったら、湯を上からかけるんじゃで」とか「塩が足らんときは、湯に塩を入れて上からかけるんじゃで」と言ってくる。

Img_4259

 出来上がる頃には、さっきまで寝ていたはずなのに、絶妙のタイミングで起きだしてきて、「もうそろそろか?」と割り箸をもって加減を見る。ふた口も試食する。「全部食べるつもりじゃないやろう?」私が聞くと、にこっとして「これでエエ」と蒸し上がりを宣言した。

Img_4261

 結婚60周年の写真をいっぱい撮ってもらい、集まった10数人がおじいちゃんの挨拶でご飯を食べはじめた。それぞれが結婚して何年になるかなどを発表しながら時間が過ぎると、おばあちゃんは「わしは寝る」と24になる孫娘の膝を枕に寝てしまった。

 庭に、クマガイソウの芽が出てショウジョウバカマが咲き始めた春の一日。

Img_4264 Img_4263

「じゃ、お先に失礼」と帰る者がいると、おばあちゃんは「じゃ送ろうか」とムクッと起き出した。さすが、イベントの節目になると存在感を示すあたりは仕切屋と呼びたくなる。

両親の姿は10年前に結婚50年をお祝いした写真とは随分違うが、存在感は以前よりも大きいきがする。

Img_4270_2 

 今日集まったみんなは、おじいちゃんおばあちゃんの姿がどんな写真になるのか楽しみに待っている。

|

« 熱が入って | トップページ | 田 »

季節とくらし」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 熱が入って | トップページ | 田 »