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2008年4月16日 (水)

大切な物

 久しぶりに覗いて見た

 双眼鏡は、やっぱり右目のピント補正が出来ないままだった。

Img_4279

 中学1年生の春、買ってもらったばかりのこの双眼鏡を持って、龍神村東にあった上山路中学校から虎ヶ峰の一本杉まで遠足に行った。前日父から双眼鏡の使い方を教わった。父は戦時中龍神温泉の裏山に設置された監視所で敵機の飛来を見張っていたという経歴の持ち主ですから、年季の入った使い方だけではなく、そこで起こった出来事も聞きながらの説明だった。

 遠足の日は、天気の良い日だったけど、双眼鏡で何を見たかは覚えていない。ただM君が落としてしまい、補正が出来なくなったのは覚えている。あれからこの双眼鏡は、どこに仕舞ったかわからなくなっては現れることを繰り返してきました。ここ数年、いつも私のそばに姿があるのですが、めったに覗くことはありません。 

 覗くと、補正が直っていそうな気がするからです。

 紐は両方とも外れかけていて、首に掛けることは出来ませんし、両目で覗けない双眼鏡ですが、40年近く私の双眼鏡です。

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