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2008年5月12日 (月)

田んぼが何かを

 冬の間、静かだった山がにぎやかになってきています。暗く沈んでいた緑、葉を落とした木、それらが元気に動き始めたのです。よく見ると緑にも様々な色合いがあって、それぞれの木で色合いが違うだけでなく、1本の木のひとつの枝でさえも、付け根、中ごろ、先っぽでも違いがわかるようになります。

 最近は田を耕しながら、そんな景色を楽しんでいるわけです。

 「いい加減に仕事をおいたら、そが働くもんじゃない(そんなに働くものではない)」と夕方通りがかりのアイちゃんにしかられた。けど、私には働いている意識はない。確かに月末には、田植えをしたいという意識はあるけど、実際は子供が泥遊びしてるのと同じ状況です。

 影がさっと地面を通りぬけると、空にトンビが舞い、しゃっしゃっしゃっしゃっカラスの羽音、モズやイソヒヨドリがミミズや昆虫をさがし、藪からキジの声が飛び出してくる。カエルやイモリが耕運機のそばを一生懸命泳ぐ「危ないっ」ロータリーを止めることもある。

 台風の風が、麦の穂を揺らし、藤の花びらを散らし、遠くの竹が揺れ、その風が通り抜けるだけで、色づいた山が一瞬様子を変える。そうしてみていると目に見えない風の進む方向が見えてくる。

 変わらないと思い込んでいる景色の中に何を見つけるか、何を聞くか、何を思うか、特別な準備は要らず『ただ、そのとき、そこに』いればよいのかなと思います。田んぼが収穫まで水を保ってくれるよう、ゆっくり丁寧に耕す。そうすることで、田んぼが何かを教えてくれそうです。

Img_4473

まだ、薪ストーブ焚いてます。写ってませんが、ママはストーブの前でうたた寝してます。

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