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2008年7月

2008年7月31日 (木)

一生現役

 一生現役のおじいちゃん(父)は、朝早くから田畑に出たりしています。今朝も5時半ごろからはしごに登って庭木の手入れをしておりました。犬たちの散歩に出ようとしたとき、アルミはしごの倒れる音がしたので『もしや・・・・』とのぞいて見たら、家の横を流れる側溝の上におじいちゃんが仰向けになっていた。

 不幸中の幸い、側溝に架けていたエキスパンドメタル(鉄で出来た七夕飾りのようなもの)がクッションの役目をしたのでしょう、後頭部を少し切っただけの外傷でした。うつろだった目も直り、意識もしっかりしてきたので、来てもらった近所で早起きのまーと君と、両側から支えながら縁側へ、それからずっと縁側で休んでいました。

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 しばらくは、うっふが側に付き添い、その後隣のおじさんとおばさんが付き添ってくれました。昼前、両親が定期的に掛かっている診療所へ行き診て頂くと、「大丈夫でしょう」と言ってくれ、傷は少し深いので縫ってもらって帰ってきた。本人は、打ち身の痛みを和らげる注射を打ってくれないのが心残りだったようです。

 私たちのように、自然とかかわりながらの暮らしで一生現役ということは、一生死と隣り合わせみたいなところがある。元気で一生現役を通してもらうため、一緒に暮らす私たちの責任は大きい。 

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2008年7月29日 (火)

恵み

 谷の水が少なくなり、田に引き入れる水を心配していました。実際には『心配』よりも『不安』と表現するほうが正しいです。先日から夕立が来るようになり、谷の水も少し回復し、畑の野菜たちも元気を取り戻しました。

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 雨が降らなければ不安で、逆に多く降ればまた不安になる。その不安を避けるため「自然は、私達の努力を見捨てない」みたいに思ってとにかくできる事を一生懸命にする。谷に水がいっぱいあるときも、無駄な使い方はしないようにする。そうすればするほど、自然をこわく思う心が強くなるのは不思議です。

 幸いなのは、龍神へ来られた方にそのような私たちの自然観をお伝えできるチャンスがあることです。

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 我が家では、台所で出た生ごみは堆肥にしています。フライパンなども水洗いする前にゴムへらで汚れを残飯入れにそぎ落とすようにしています。少し面倒ですが自分にできる精一杯のエコです。そうしてできた堆肥の置き場にカブトムシの幼虫がたくさん育っていました。その幼虫から数匹だけを持ち帰った子供さんからお便りが今日届きました。

 恵みの雨でトマトがみずみずしいように、恵みのお便りで私たちは元気になれました。 

 

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2008年7月27日 (日)

星空

 晴天が続き、夜は空に星が輝いています。北極星がどれかさえ知らない私ですから、もちろん星の名は知りません。それでも、夜な夜な秘密基地へ星を眺めに行っています。

 秘密基地は、家の近くの谷沿いにあり、周りに木がありますから見上げても狭い夜空が見えるだけです。でもそのような場所は人里近くでも、人工の光が遮断され、こんなにたくさん星はあるのかと贅沢な星空鑑賞をすることができます。

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 昨夜の夜空です。曇っていた空が急に明るくなり星が輝きはじめたので写真にとってみました。

 チェコフィルが浜田省吾の曲を演奏するCDが発売されており、それがすばらしいという話を今年の正月に聞きました。これまで浜田省吾の曲を知りませんでした。そこで彼のCDを2枚買い聴いてみました。いま、あとに届いたチェコフィルをあわせ3枚のCDにはまっています。

 夜空の星を眺め、曲を聴き、家族が思い描くくらしになっているだろうか?等と届きそうもない現実と重ねながら、反省の夜を過ごしているわけです。

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2008年7月26日 (土)

田とお日様と水

 5月5日にもみ蒔きした稲は、夏のお日様に照らされて育っています。

 先日農協に勤めていた頃の後輩、小川君にみてもらいました。山際はイネミズゾウムシの影響で株が枯れたり、ひどく成長が悪かったりしています。もち米は植えた頃ウンカの食害で病気になっています。全て見終わったあと「収穫はできますよ」と慰められた。自分で言うのはおかしいのですが、若い頃農協に勤め営農指導していたとはとても思えない有様です。

 彼の言葉を信じるなら、家族の1年分と年貢は何とかなるでしょう。でもこのまま放っておくことはできないので、消毒することにしました。息子と二人で動力噴霧機を使い棚田を上から下まで、谷を渡って反対側も・・・結局日が暮れてしまいあたりが見えなくなってやっと終わりました。

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 できるだけ薬は使わずに育てようと思うのですが、多分この先収穫前には、カメムシが襲ってくるのでもう一度消毒が必要になると思っています。

 失敗を繰り返しながら、私の中で『作るかたち』が出来上がってくれば良いのでしょうがなかなか思うようにはなりません。収量よりも、とにかく元気に育ってほしいのです。

 毎日毎日田んぼの周りを歩き、一生懸命面倒見ているのに何故うまく育ってくれないのか、そんな葛藤の中で、お日様や、水や、田んぼに感謝して生きている今が幸せです。

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2008年7月25日 (金)

がおー

 このごろ年のせいですか独り言が多くて困っています。大概は、「どうってことないか」です。それは考え事をしていて使う独り言で、自分でも知っています。どんな失敗でも一生懸命した結果なら仕方ない・・・それらを「どうってことない」の一言で片付け、また次の失敗をしでかすわけです。

 最近、勤め先できかれました「時々言う『がおー!』ってどういう意味?」。まったく覚えがないので、皆さんに聞きましたら「以前から不思議に思っていた」らしい。

 そこで家に帰り、家族に聞きますと「あれ、知らんかったん。いつも言ってるよ」。ここ数日、気にしながら過ごしてみてやっと自分で自分の「ガオー」を聞きました。水を飲んだ後にそう叫んでいるのを聞いたのです。一種の野生ですね。問題は、気付いてみると事あるごとに「ガオーッ」と野生をむき出しの声を出していることです。

 もうひとつ問題があります。「車を降りるとき『ニャ~オ』って言うの何」と今日きかれたことです。

 さっきからその問題解決に取り組んでいましたが「どうってことないか!」で終わっています。

 

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2008年7月24日 (木)

旬をいただく

 毎日食べる食材の多くは自家製か知り合いからの頂き物です。

 まず主食の米は我が家の棚田、味噌汁の味噌は自家製、わかめは友人からの頂き物、南京の煮物、なすの揚げ物、キュウリとナスの浅漬け、卵は友人が飼うニワトリが産んだもの。去年漬けた梅干もあと10個ほどになりました。大概の食材はその育った様子が分かるのもです。

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 そんな、当たり前の生活ですが採ってきた野菜をあらためてみてみたら、美しいのにびっくりした。棚田の一番下、しいたけの乾燥場の谷向かいにある「本田」と「高月」にはキャベツ、トマト、きゅうり、ナス、南瓜、ヤーコンが植えてあり、家の近くにはインゲン、大根、ネギ、とうもろこし等が育っています。おじいちゃん(父)おばあちゃん(母)と家内は、時間さえあればそれらの手入れをしています。

 毎日毎日そんなものばかり食べていますが、家で育てた旬のものをいただく美味しさは理屈ぬきに、口にも気持ちにもおいしいものです。その美味しさを言い換えるなら「喜び」かもしれません。

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2008年7月22日 (火)

チャレンジキャンプ

 小学5年生を対象としたチャレンジキャンプに今年もお手伝いに行った。3回目のチャレンジ参加ですが、家を出るとき「わくわく」を顔に出さないようにしていましたし、朝のうち会社に出たときも注意していたのですが、「今日はなんか嬉しそうや」と皆に見破られてしまった。

 この行事は19年も続くもので2泊3日と以前に比べると随分短くはなりましたが、高校生リーダーを中心に自分たちで過ごし方を決め実行する姿勢は変らないようです。5人の高校生それぞれが8人の小学生と過ごしながら指導していくわけですから、リーダーの苦労は並みではありません。

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 決められた食材で3日間のメニュー作り、2日目各班で夜店を出すのですがそのときのメニュー、キャンプファイヤーでの出し物、それぞれ自分の箸は竹を削って作る、薪も自分たちで作る、自分たちが組立てたかまどで飯ごうを使ってご飯を炊く。のこぎりやナタ、包丁を使いますからケガをする子、やけどをする子、すねる子、様々な体験を続けるわけです。

 一番の楽しみは、2日目の川遊び。会場となっている旧大熊小学校から高野龍神スカイラインにおりてさらに川へ行くと、日高川と支流の古川が合流する「出会い」という河童伝説のある場所につきます。そこでしばらく泳ぎ、お昼を食べたらボート下りに出発です。

 ゴムボートに4~5人が乗りますから、浅瀬に来るとボートが川底について動かなくなる。乗ったままでどうにかしようとするけど、動くはずはなし。2時間がかりの川くだりですがここでもリーダーは悪戦苦闘する。

 聞く・話す・調整する・やってみる・失敗する。これらを繰り返しながら過ごすのですが、いつも私は、でしゃばりをしてしまう。毎年、聞くこと、待つことの大切さを教えられるキャンプです。

 もうひとつありがたいことは、年齢の違う知り合いができること、今日も夕方田んぼ近くにいたら、キャンプで知り合った高校生リーダーが偶然通りかかり声をかけてくれた。

 たった3日間ですが、同じときを過ごすと、どの子もよその子とは思えなくなる。

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2008年7月18日 (金)

キュウリの浅漬け

 梅雨が明けて、次の日に雨が降る。そんな些細なことは気にならないくらい、美味しいものがあるのです。お母さんが加代ちゃんに教えてもらって作った糠床は、まだ日も浅いのですが、美味しいキュウリやナスの漬物を作ってくれます。

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 朝、採りたてのキュウリに塩をすり込むようにし、それを糠床につける。夕方ばっちり美味しい浅漬けができています。夕方は、また畑に行って他の野菜と一緒に収穫してきたキュウリに塩をすり込む。漬ける。

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 ところが、朝漬けて夕方食べるのは、私には良い塩梅なのですが、夕方漬けて朝食べるのは少し物足りません。これはどうも漬かっている時間帯の気温の違いではないかと思っています。

 和歌山は醤油や金山時味噌、なれ寿司といった発酵食品が作られているところですから、そのような土壌には恵まれているのでしょう。我が家で何年か前から作り始めた味噌のように、家族にとって美味しい漬物ができるように勉強しようと思う。

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2008年7月17日 (木)

男の料理サークル

 集まったのは講釈がえらい(ヘリクツこき)というか一家言のある4人、TJさん、Mさん、MZさん、そして素直な私。

 今日のメニューは、冷やそうめんと天ぷら、キュウリの酢の物です。親分は、料理ができる頃には参加するとのメッセージ付きで老人会の寄り合いに行ったらしい。新造さんは透析の日に当たり欠席。YさんNさん急用、少しさみしいスタートですが、二組に分かれて料理開始。

 TJ(辻)さんは、旅行先の弁当にジャガイモを千切りにしてさっと湯がきマヨネーズであえたものが美味しくて、その弁当屋さんに電話して作り方を聞き、今日は特別にジャガイモ持参で出席です。「なかなかの勉強家だ」と一同感心。

 MZ(溝端)さんが天ぷらを揚げていると、TJさんはもうつまみ食い。「何だ、ただの食いしん坊だ」となった。

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そんなTJさんに「そんなん反則」でも返事は「揚げたてはうまい」と反省の色なし。それならと

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揚げながら食うMZさん。「揚げたてより、揚げながらの方がうまい」と天ぷら鍋ではなく雪平鍋で揚げてます。まったくルールはない。

そろそろ、料理が完成に近づいたころ、親分登場! さすが親分、遅れてくるけど、エプロンとバンダナはちゃんと用意しての登場。はじめのうちは、輪の外でみんなの動向調査していたが、

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そうめんをゆでようとする頃には「そりょう、ちょいとわしにかしてみい(それを私にさせてください)」となった。そしてその大胆な仕草にみんな呆然とするだけ。終盤はやはり親分のペースで、やってやりきられた。

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そしてみんなで、楽しくお昼をいただいたのでした。

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2008年7月16日 (水)

うっふ

 我が家には2頭のラブラドールがおり、メスで黒の「シェリー」とオスで白(正しくはイエロー)の「うっふ」がおり、シェリーがお嫁さんに来てくれて2頭は夫婦です。彼らには8頭の子供がいます。この夫婦はっきり言ってかかあ天下です。

 うっふはタマゴッチが流行ったとき子供達がそれをせがむので「じゃ本物を」と飼い始めたので、「うっふ」と言う名です。フランス語で卵という意味ですから、充分タマごっちの代わりになったわけです。

 ブリーダーをされている方のおうちに家族でうかがい、生まれたばかりの子犬を見せてもらいながら、娘が「この子」と決めたのがうっふです。長女が、たくさんの子犬に向かって差し出した手に、1頭の子犬が近づき頭をのせてきて、そのまま気持ちよさそうにじっとしてた姿を今も思い出します。それがうっふです。

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 あれから10年あまり。私たちの手に頭はのせてきませんが人の姿を見ると、ごろんと横になり、「おなか、撫でてくれる?」って目をしてきます。やっぱりあの子犬の時と同じです。うっふが家にきてこれまで、様々なことがありましたが、彼に、励まされたり、慰められて救われながら家族のつなぎ役もしてくれているように思う。

 今朝は久しぶりのシャンプーでした。物干し場で洗っていて、首輪を外してもじっとしています。おじいちゃんの姿が見えたので、ゆっくり近づき泡だらけの体で思いっきりぶるぶるしたあと、のそのそとまた私の方に帰ってくるのでした。

結構な年齢ですから、それなりに動きは緩慢になっていますが、かわいいいたずらは今も健在です。

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2008年7月13日 (日)

梅干

 龍神でも結構梅は栽培されています。今年も長い付き合いの小川さんから梅を分けていただいた。

 昼過ぎの日ざしが厳しい中、おばあちゃん(母)が畑に出ているのを見つけて、お母さんが連れ戻りました。何か頼りにすると喜んで手伝ってくれるのですが、暇があるとあつげ(熱中症の一歩手前)になるのが分かってか分からずか、とにかく畑に出たいのです。昨日も夕食後気分が悪いと言ったので氷枕で冷やしたりしたところです。

 早速、おばあちゃんに梅の選別をしてもらうことにした。完熟で香りの良いもの、傷があるもの、青いものに分けてもらいます。せっかく完熟でも、コンテナの底になった物や、持ち運ぶ間の衝撃で実が崩れているものは、傷として取り除きますから漬け梅に使えないものもできてくるわけです。

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 選別した梅は、完熟物を先に瓶に漬け込み、青いものは色が来るまで待って、先に漬けたものに追加するわけです。全部で25キロの梅を漬け込むことになりました。

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 完熟梅に重さの2割の塩を加え重しをし、約3ヶ月涼しい場所で寝かせます。夏の日差しが弱まり、朝夕少し肌寒さを感じるようになった頃にこの瓶から出して、お日様と雨にあて、おばあちゃんとお母さんが、ひとつずつ梅を裏返すことを繰り返しながら干しあげていくのです。そして我が家にとって、香りもすっぱさも最高の梅干が仕上がるのです。

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2008年7月12日 (土)

ハッピーな糠床

ハッピーターンというお菓子があります。

 昨夜、スズメ蜂退治のあと自分へのご褒美にとこのお菓子の封を切った。ぼりぼり食べていたら、『ハートハッピー』が出てきた。私は食べるのをやめそれを袋に戻した。

 しばらくしたら家内が現れ「また一人で食べたな」に近い言葉を発した。横目で見ていたら、案の定一番最初に『ハートハッピー』を手に取り、口に放り込んでいた。手に取るのは私の作戦通りだったのですが、期待した感動は何もなかった。

 その後「しまった!ハート何も考えんと(考えずに)食べてしまった」らしい。「幸せは気付かんこともあるよ」私はカッコええこと言うたけど、本人は何の興味も示さず残りをバリバリ食べていた。

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 家族って言うのはそんなもので、それぞれがつまらない『ラッキー』を気付かれないよう相手にプレゼントして、期待はずれでもまた挑戦するのです。

 今、家内は糠漬けに挑戦中です。御坊の実家ではすごく美味しい糠漬けをいつも食べさせてくれるので、家でも作ってほしいと思っていました。先日、友達のかよちゃんが糠床を作りに来てくれた。

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 ナスがこの中に漬かっていますが、スタートしたばかり。これから先、ラッキーやら愚痴やら気遣いをいっぱい混ぜ込んで我が家の味が熟成できたらうれしい。

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2008年7月11日 (金)

蜂退治

 今夜、蜂退治をしました。

 離れの軒裏から天井に入り巣を作り始めたスズメバチ。本来ならそのままにしておくのですが、おじいちゃんたちの部屋の中に入り始め、おじいちゃんがバルサンを使うような話をはじめたので、中途半端なことをして蜂たちを怒らせるほうが怖くなり、仕方なく退治することになりました。

 子供たちが幼かった頃は古い家に住んでいたのですが、そのときも屋根裏に大きな巣を作っていました。別に不自由も感じず、取り入れた洗濯物を手で叩いてからたたんだりしました。子供たちが洗濯物にまぎれ込んだ蜂に刺されない様にそんなことをしたのです。

 日が暮れてから、漁師さんたちが着るカッパ、虫除けネット、長靴、ゴム手袋、キンチョール3本、帽子、懐中電灯、粘着テープを用意。おじいちゃんたちがお風呂に入った間に息子と二人で決行です。

 まず新聞紙に殺虫剤を吹きつけそれを丸めて、軒裏の出入り口を塞ぐ、そのまま屋根裏に入り巣に直接殺虫剤を吹き付けます。こちらに向かってきても、ひたすら吹き続けます。

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 屋根裏では終わりに巣を回収し外へ、最後に出入り口を塞いでいた新聞紙を外しに行きます。そして全工程を10分くらいで終わるわけですが、合羽を着た手も足も腰も隙間をテープで閉じているので、その頃には汗だくです。

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2008年7月10日 (木)

ネジバナ

「ねじばな」が咲きはじめました。

 このあたりでは、あぜ道によく見かける花です。花の時期が草刈のタイミングとうまく合うと短い雑草の中にすっくと咲くのです。

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 棚田をつなぐ狭いあぜ道ですが季節によって様々な彩をみせてくれます。それは、朝夕同じ場所を歩くから分かることで、毎日歩く何気ない道でも、目線をかえてみるとたくさんの発見があるものです。

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2008年7月 9日 (水)

清い梅雨

 季節のセットがあります。

 今の季節は、リョウブの花と細い雨とアカショウビンの声、この3つがセットになると、もう大変です。明るさと潤いと清々しさです。遠くにアカショウビンの声が聞こえるときはまだ良いのですが、近くで聞こえると「私にどうしろと言うのだ」気分になります。

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 このような私が清いものに囲まれて過ごしてよいのだろうか、そんな後ろめたさを感じるのもこの季節です。

 『今朝は幸い』リョウブは咲きましたが曇り空、アカショウビンの声が裏山遠くに聞こえたのでした。

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2008年7月 8日 (火)

丹精

 大豆の植え付け準備が順調にすすんでいます。

 手抜き大豆栽培に無言の抵抗をしていたおじいちゃんとおばあちゃん(両親)ですが、二人の思い通りの方法に変えたら急に協力的になって、私が草刈して耕運して畝を作っておいたら、あとは二人で一生懸命作業をしてくれました。先日までの草だらけとは大違いで、あと少しマルチをかけたら立派な大豆畑になります。

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 それに、小さなビニールハウスの中では、おばあちゃん(母)が蒔いてくれた大豆が芽を出し順調に育っています。こうして、小さな豆粒から命がいっぱい育つのを見ると、責任のようなものを感じます。そして少し恐ろしい気もしてきます。

 その場に芽を出し根を伸ばす小さな命ですが、改めて考えてみると両親は、それを「どう育てる」かを私に教えるために「無言の抵抗」だったのだろうと納得する。

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 両親が伝えようとしてくれているのは「丹精を込める」ってことでしょうか。

 私は、手間と効率と成果を天秤にかけて物事を判断することが多いのですが、農産物など命をいただいて生きるものとして、丹精という言葉を置き忘れないようにしなければならないと思った。

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2008年7月 7日 (月)

田の草取り

 田の草取りを少しずつはじめています。植えてしばらくした頃除草剤を使いますが、何枚かの田ではカニの仕業で水が抜けたりして効果が出ずに、草が茂ってきました。朝と夕方に田んぼの水を見て回りますが、時間があるときは田んぼに持ち込んだ草取り機を押します。

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 稲はすじに植えていますがそのすじと筋の間を先が船のようになってその後ろに小さな水車のようなものが、ふたつ連なったものが草取り機ですが、それをひたすら押していくのです。そうすると草を土の中に埋め込んだり、根っこから引っこ抜いて水に浮かせたりして草を少なくするのです。

 単純な作業ですが、ドロの中を歩くことと腕と体でそれを押していく作業は汗をかくのに十分です。汗をかくとブト(ブヨ)がきて食いつきます。この痒みや腫れがしつこく参ります。

 田んぼには全て名前があり、このように看板を立てています。看板の下に薄茶色の札が写っていますが、これが品種名です。ここの田んぼの名は『水取り』で稲の品種は『峰朝日』が植えていることが誰にでも分かるわけです。このように識別することで、家族の誰もが同じ認識で話せるようになればと願うからです。

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2008年7月 6日 (日)

薪割り

 5月の連休から広場に集め始めた薪ですが。長いままにして置くと、場所をとるので何日かかけて小切りました。それでも場所が足りなくなってきて今日から薪割りをはじめました。

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 息子と二人で「暑い」「しんどい」ブツブツ言いながら。スポーツ飲料がぶ飲みで、梅雨の晴れ間と戦いながら午前中は日射病、午後は熱射病を心配していたものです。薪割りは機械がしてくれるとはいっても、割る以外の作業は人間ですから機械に使われているようなもの。ぼ~っとしながらやっていて、午後には機械で指を挟みかけ、きわどいところで難を逃れましたが、左の小指は腫れ今も疼きます。

 機械でする作業は効率がよいのですが、山や田んぼでの仕事と体の疲れ方が違うのです。自然のなかで働いている気がしませんでした。これから先、このマシーンを使ってどのように楽しく作業するか考えてみます。

 改めて見ても、エンジンがあり、油圧ポンプがあり、ピストンがあり、その先に固定された斧があるだけ。やっぱり薪を割るためだけの機械ですから、楽しく?は、ちょっと無理かも。

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2008年7月 4日 (金)

ありがたいね

 風呂から上がり着替えを見ると、甚平が出ていました。

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 キティーちゃんのこれは二代目で、はじめのは紺ではなくクリーム色でしたその初代は「かわい~」と娘にうばわれました。娘の気を引く(もちろん我が家の娘)作戦成功でした。そのままだと作戦がばれるので「仕方ないなぁ」と今のを買ったのです。

 昨日まで子供たちが誕生日に贈ってくれたパジャマをずっと着ていました。誕生日は1月ですから、暑いのは当たり前だったのです。寝苦しいなあと思いながらも、これが原因だとも気付かず今日まで過ごしたわけです。

 今日は朝から暑かったので仕舞って置いたのを出してくれたのでしょう。「お母さん有難う」と言うと「よう今まで、あんな冬物着たのう」らしい。おかげさまで今晩から涼しく寝ることができます。ありがたい話です。

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2008年7月 3日 (木)

大豆

 麦を刈取ったあと、切り株の隙間に大豆の種を埋め込んだのですが、種が古かったのか、もしかしたらハトに拾われたのか、数えるほどしか発芽しません。梅雨に入ると草はわがもの顔で伸び始めました。

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 せっかくまいた種ですし、もしかしたら次々と発芽するかも知れないと待っていましたが、発芽はすすまず、思案の末に耕耘することにしました。そして今度は、大豆の苗を育てて移植する作戦に切替えました。

 これには、おじいちゃんもおばあちゃんも大賛成。几帳面な二人ですから、麦の切り株に大豆を埋めるような粗放な、草の管理が出来ないような方法は許せなかったのだろうと思います。

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 そして昨日は、稲の苗を育てたハウスの中で草ひき(草取り)のあと軽く耕し、買ってきた晩生大豆の種をまいてくれました。今朝から「もう1回水やりをした方がええかなあ」と二人で何度もその話をしていました。そのたびに私は「ええと思うよ」と答えます。

 この春収穫した麦は1斗5升でした。これで味噌を造るとすれば同量の米と大豆を使います。秋に、何とかそれ以上の大豆を収穫すれば、残りの大豆で自家製豆腐作りも夢ではなくなるのです。

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2008年7月 2日 (水)

男の料理教室

また、男の料理教室がありました。

 今年から名づけて『男性の料理サークル』公民館に登録して活動することになった。メンバーは8名で会長はもちろん私。立候補!ではなく親分の脅し「役は若いもんらで、せえ(若い者達でしなさい)」「はい、では私が・・・」最年少が51歳の私です。これから先2ヶ月に1回、食生活改善推進員さんの指導で料理の学習をするわけです。

 今回参加のメンバーは、Tさん、MZさん、Yさん、Mさん、新造さん、親分、私。本来指導を受けながら学習するのですが、それよりゃ、わわきたい(話したい)ばっかりで、おっさんが一塊になってぐだぐだ言っていました。

親分はいつも何か言う事がないか見張っています。

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玉子焼きするTさんに何か言うことないか考えています。まじめにトマトを切れば良いのに。

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冷やし中華が完成。MZさんがスープをかけていても、何か言うことはないか考えています。

そして「男ちゅうのはねえ・男ちゅうのはねえ・・・・」

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「スープはオタマで、どばってかけるんじゃ!」

今年も、親分は健在です。

龍神村に暮らす方で仲間に入りたい男はいつでもどうぞ(でも、下積みはつらいよ。それに、ちょっとした個性も必要です)

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