« 2008年7月 | トップページ | 2008年9月 »

2008年8月

2008年8月31日 (日)

はずかしながら

 毎日曇り空と雨。夏休みが終わる子供たちは、宿題は追い込みに入るし、天気はスカッとしないし、暗い気持ちで毎日を過ごしているだろうな。我が家に小さな子はいないけど「え~さん」とか「ゆきちゃん」などと呼んでくれる小学生の友達の気持ちは、痛いほど分かる。

 我が家の子供たちが幼かった頃、夏の終わりは私たちにとって正念場でした。助けるか苦労させるかの判断をどうするかです。私は助けました。コツは正解ばかり書かせず、たまに間違いも書かせる事です。そうすると先生にばれない。ではなく、子供が間違いに気付いて指摘することがある。このような場面があると、もう宿題なんかどうでも良くなってきたものです。子供の宿題エンジンが始動するのです。

 それが良かったのか今でも「これはどういう意味」みたいなメールが子供たちから来たり、いまどきの言葉をこちらから聞いたりしています。新聞の切抜きを送ったり、感動した出来事などを報告したりすることもある。時には、その意見はおかしいとお叱りを受けることもあり、ありがたいなあと思うことも多い。

 昨夜娘に、「寒くないかい」ときいたら、にんまり笑って「寒いような気がする」と答えてくれた。私が薪ストーブの扉を開けて聞いたから、それを察して返事をしてくれたのでした。そんなこんなで、はずかしながら薪ストーブに火を入れ、虫の音にききいったのでした。

Img_5408  

| | コメント (0)

2008年8月29日 (金)

頑張って

 最近、突然の雨が多くなった。それは、これまで経験した夕立とは少し違うように思います。スコールの感じでもなく不安を駆り立てる降り方です。

 今日の雨もそのような降り方でした。夕方、勤めから帰ると家内がおらずピーマンの収穫に出ているようなので、もう帰るように言うため畑に行った。彼女はやっぱり雨の中で収穫をしていた。「面白いからもうちょっとしたら帰る」とすまなさそうに言って、根腐れもしているようだから収穫しながらピーマンに頑張れって声かけていると付け加えた。

 何だ同じ様なことを話しかけているんだとは答えず。遅くならないようにと伝えて近所のお通夜に出るため先に帰った。

Img_5308

 実は私も、朝夕に田を歩きながら「頑張れよ」とか「ええ天気やな」とか声かけていることがある。知らない人が見たら・・・知ってる人が見ても、変な人だと思うに違いない。会話をしてるのではなく、ただ話しかけてしまうのです。世間では独り言って言うのかもしれませんが、気持ちです。

 一生懸命手入れするから、どうか元気に育ってほしい、そんな願いを込めて「頑張れ」って言っています。

 

 

| | コメント (0)

2008年8月28日 (木)

雨とカツラ

 カツラの周辺が香り始めています。

 数年前、奥多摩の『山のふるさと村』にインタープリターの研修で通っていた。そこでカツラの葉が香ばしいことを教えられました。秋が深まった頃、ビジターセンターの展示に『かいでみる』があってもちろん試してみたら、家でお茶を焙じる時の匂いと同じように思いました。

 私の秘密基地は、林道を少し入ったところにあります。入り口には古くから続く家があり、その昔『桂屋敷』と呼ばれ、大きな桂の木があったとのことでした。その話を聞き10年もっと前に桂の木をその家の近くに植えました。

 この木が香ることを知らずに植えたわけです。その後、秘密基地のそばにも植えました。先日、林道の入り口を歩いていたら良いにおいが漂っていました。今度天気のよい日に、この下でゆっくり本でも読もうと思っていますが、ずっと雨続きです。

Img_5311

 雨の夕方、田んぼへ行った帰りふらっと林道に入ってみたら、後に植えたカツラが雨に垂れ下がり輝いて見えました。そして「カツラの若い木はこんなに姿が良いのか」と感動しました。

 知ることは喜びですが、自然がくれる偶然の感動もありがたいです。

 

| | コメント (0)

2008年8月27日 (水)

静かなピアノ

 散策から季楽里に帰ると静かなピアノがきこえてきた。

 今朝は、濡れるのにちょうどよい細い雨。木や草がそれぞれ個性的なしずくをつけている林の中の道で上を向いたり、足元をみつめたりしながら、その輝きをさがして歩いたのでした。

 ピアノを弾いておられるのは、宿泊のお客さんでしょう。窓の向こうには霧が流れ、テラスを先ほどの雨が今も濡らしています。フロントを歩く人も、食事に向かう人もなぜか靴音を立てず静かに歩いているようにみえます。

068

 椅子にかけ久しぶりのコーヒー。ピアノから聞こえる懐かしの映画音楽。終るかと思うとそのまま次の曲・・・・贅沢な時間を過ごさせてもらいました。弾いていた彼女が立つと、そこでも聞いていたの?そんな場所から静かな拍手が聞こえました。

 帰ろうと車に乗り込んだとき、家から電話「何してるん。おばあちゃんこれから病院やで予約の時間に・・・・・」「ごめんなさい、すぐ帰るから」今朝は静かに謝ったのでした。

| | コメント (0)

2008年8月26日 (火)

新しい息子

 娘が結婚式をした。3月に入籍を済ませていたので「そんな面倒なことをしなくても・・・」説得はしたが、受け入れられなかった。

 式が始まる直前、このことで随分お世話になった知り合いに電話を掛け、おかげで父親らしいことができた御礼を伝え、ついでに「これから始まるけど、泣かんから」と宣言した。「わざわざ有難う」との返事に恐縮しながら私は電話を切った。

 そんな『宣言』にもかかわらず教会の式でも披露宴でも嫁ぐ娘は、我が目を疑うくらい終始にこやかだった。『あいつめ、これに騙されたな・・・・』新しい息子をみながら私はそう思いおかしくなった。連れあいの事で私と同じ苦労をするやつが一人増えた。

Img_5170

 男というのは、時が過ぎれば相手がその母親のようになる事実から目をそらし、恋に落ちる。私は、新しい息子ができたうれしさよりも、多分まったく同じ苦労をするであろう仲間が増えた心強さを感じたのでした。

 でも、次あったとき「苦労する甲斐はあるよ」と、新しい息子に伝えようと思っている。

| | コメント (0)

2008年8月25日 (月)

夕日

 雨上がりの帰り道、家のほうの山は夕日に輝いていた。

 家に帰り、カメラを持ち出し帰った道を引き返す。

Img_5299

 私は、この輝く山の下で暮らしています。

 毎日同じ風景はない。天気、時間、風等の変化で景色が変わるのはどこでも同じかもしれませんが、ここでの暮らしは、これに山並みの変化が加わっていますから、景色が変化するスピードを『一瞬』と表現しても間違いないくらいです。山間で視界が狭いからだと言われればそれまでですが、だからこそ小さな変化が楽しめるのです。

 視覚に限らず、油断なく暮らさないと、せっかくの『うつろい』を見逃してしまいます。

 

 

| | コメント (0)

2008年8月22日 (金)

みのり

 私たちの田がある場所は西明(にしみょう)というところです。その昔大峰山東光寺というお寺があった場所から西に位置するからでしょうかそのような地名になっています。その東光寺もいまは、大きなクスノキの下に薬師堂がポツンとあるだけです。

 昨日、西明で一番早い稲刈りが行われていました。竹馬屋の長(おさ)やんです。2日ほど前から田圃の岸(山側)にさおが持ち込まれ立ててありましたからそろそろ始るとは思っていました。それにしても、たくさん刈っているのにびっくりでした。長やんはすごく仕事の速い人なので当たり前といえば当たり前なのです。

 一枚の田んぼは、うちよりも広いのですが同じような棚田を倍くらい作って、奥さんと二人で収穫まで面倒を見ています。

Img_5153

 百日紅の木が花をつけ始めたので、我が家もそろそろ覚悟の季節。夏の盛りは過ぎても、長袖のシャツを着ての稲の収穫作業は汗まみれになります。稲は機械が刈ってくれますが、さおや杭をかついで棚田のあぜ道を下りたり上がったり。一束、ひとたばさおにかけて干します。田に干した稲は天気しだいで、稲こなしの日が決まりますからこちらの都合は関係なしです。

 春も何とか水を張ることができたし、夏も台風が来ず、谷の水が心配になると夕立が来てくれ秋を迎えています。春から今まで気候に恵まれ稲が育ったという実感がなかったら収穫はつらいものになりますが、収穫量の多少に関係なく実りの季節に田に立てることがありがたいです。

| | コメント (0)

2008年8月21日 (木)

3回出動

 夜中急なかゆみで目が覚めた。

 右手首の内側、脈をみる部分の近くで毛虫に触れたときのひりひりした感じがしたのです。布団の周りには毛虫らしきものはおらず、ふすまにアブが一匹おりました。ハエ叩きで退治したあと、「吸うやつ」を使いました。

Img_5152

 朝、いつものように朝の散策から家に帰ってきて、隣の歯医者さんにおはようを言いに行ったら奥さんがついさっき蜂に刺されたと指を見せてくれた。いつも散策には持って出る「吸うやつ」を出し使い方を説明して貸してあげた。

 夕方、田んぼの見回りに出ていたらおじさんから電話「おばさんが蜂に刺された」らしい、家内に家へ帰ってもらい「吸うやつ」を貸してあげた。

 24時間で3回も出動したこの器具は、まじないくらいに思われるかもしれませんが、去年ムカデに刺されたとき大活躍してくれたので私は効果を信じています。まっこの器具が「活躍しない」に越したことはありませんが、野外活動するときに「あると便利なもの」かもしれません。

| | コメント (0)

2008年8月20日 (水)

アブ

 谷沿いの道は、梅雨に入ったころからアブの発生が始まり、真夏には姿が少なくなりまsしたが、ここのところまた多くなってきています。同じ種類のものではなくて、それぞれの時期に違う種類のアブが人の周りをぐるぐる回ります。

 山に入った時や川沿いにいるだけでなく、家の中に入ってきたりしますから、夜はまずそれを退治しないと眠りにつくことはできません。眠った間に被害にあうからです。一番多い日には夜だけで6匹退治しました。手で取ることもありますが、大概はバトミントンのラケットか棕櫚(シュロ)でできた蠅たたきを使っています。飛んでるのはラケットを使って、止まっているときは蠅たたきを使うというようにしています。

Img_5150

 野外の谷や川のそばでは、多い時に10数匹が飛び交いますから、パニックになるのは仕方のないことですが、心構えは相手(アブ)になめられないようにすることです。特に足もとの悪いところではパニックになることでの事故のほうが心配になります。アブが飛ぶからといって、こちらがむやみに追い払おうとしたり、逃げようとせず、相手が安心した時に退治するのが良い方法だと思います。

 偉そうなことを言いながら、アブに食われた右手親指をかいています。

 

 

 

| | コメント (0)

2008年8月19日 (火)

サイダー破裂

お盆休み明け、出勤しようと車に乗ると、車内に雨粒?

休み中に一日だけひどい夕立が来たので、どこの窓が開いていたのだろうとみてみましたが、窓は開いていない。よくみるとフロントガラスは内側から濡れたようになっている。足元を見たら三ツ矢サイダーのアルミ缶

Img_5134

破裂したようです。

 助手席の足元に落ちていましたが、座席に置いていたものが破裂の勢いで転がり落ちたのだと思う。前の席周辺は三ツ矢サイダーの水玉模様になっています。あわてて濡れたタオルで車内を拭きました。拭きながらみるとタオルには犬のマーク。「あっちゃー」今度は車内中犬の匂い。散歩のあと使う犬用の雑巾はすごくくさかった。

 勤め帰り、運転しながら前が見づらいフロントガラスを指でなでて、なめてみたら甘かった。三ツ矢サイダーの味がするかなという私の興味は、犬用の使用済み雑巾で拭いたところという現実を忘れさせていたのです。

| | コメント (0)

2008年8月17日 (日)

支えⅡ

 盆がきたとて何嬉しかろ・・・竹田の子守唄といっしょです。これで酒でも飲めたら「パーッと憂さ晴らし」ができるのでしょうが、飲めない私には無理ですから、一日中体を動かして経済社会の不都合を忘れるようにしています。食事のあとくらいはやすむのですが、その時間に憂鬱がおそってきます。

 今日はお昼前、そんな気分に浸っていたら、家内の友達が来てくれたのだろう台所あたりが急に賑やかになった。話の内容は理解できないが、我先に話そうとする間合いは感じられた。

 あるとき、勤めをやめてみてはじめて、近所の人たちに支えられて生きてることが分かったという内容の話を家内がしていたことを思い出した。今この瞬間もそうなのだろうと、話し声をききながら、私はほっとしていた。そして自分を振り返ってみると、今朝は地域のみんなで、よそから来た人が散らかしたり、捨てたりしたごみを片付け、自分たちの消防道を整備して過ごしたことを思うと、自分が地域に身を置くことで救われていることにあらためて気付いた。

 夕方、カメムシがついた稲に農薬を散布するため、「北のけーやん」が水管理してくれている「柳田」へいった。田を植えるとき苗箱を間違えたのでしょう、穂が出始めたものの中に穂のたれた稲がいく筋かあった。田植えのとき苗箱を間違える自分の失敗が、なぜか楽しく思えてきました。

Img_5130

 他人が汚した川を、不平も言わず片付ける。そんな人たちの中に暮らす者が、経済的不都合にくよくよしてはいけない。善良から生まれた自分の失敗は微笑むくらいがよいのです。

 

| | コメント (0)

2008年8月15日 (金)

支え

 5月5日にもみ蒔きをし、6月のはじめに田植えが終わった田に、穂が出始めている。一番早く出たのが餅だった。稲の調子が悪いとき農協の小川君に見てもらって、「収穫はできますよ」と言ってもらったのは慰めだと思っていたけどそうではなく、立派な穂がいっぱい出揃ってきています。そばを歩くと炊き立てのご飯のような匂いがします。

Img_5114

 去年の失敗から、中干しをしなかったので、田の水持ちは良く。谷の水はめっきり少なくなったけど、少しの水で十分に田は潤っています。昨年は中干しをし過ぎたため、水を入れながら亀裂の入った田に家内が入り畦際を足ふみして、何とか水が持つ田にしたけど、何日もかかった。その様子を見た人たちは「由貴ちゃんは毎日、田んぼで何をしよんので」とよく聞かれた。

 大切なことは稲を育てる『かたち』だと思う。もちろん気持ちの入らない『かたち』はないし、労を惜しんではならない。そのことを教えてくれたのは、私が年貢と称して米と味噌を納めている人でした。最近その方が我が家にみえて、東京の一流どころのホテルの朝食が不味くて食べられなかった話をされたあと「家のご飯と味噌汁が本物だと気付いた」話をされた。食材を作った者の姿が見える美味しさを話されたように思う。もしかしたら奥さんの料理上手を話されたのかもしれない。私は都合よく前者をとった。

 口に美味しいものよりも気持ちに美味しいものを作くれるようにしよう。有難い理解者が私たちのくらしを支えてくれている。

| | コメント (0)

2008年8月13日 (水)

盆帰り

  お盆とお正月は、我が家の愛犬ラブラドールの♂「うっふ」と♀「シェリー」の子「寅次郎」が帰省します。昨日の朝飼い主さんに連れられてやってきた寅は、実家であることを知っているのでしょうか、人が家に近づくと偉そうに吠えます。

Img_5104

 いつも『うっふ』が走り回る軒下の『犬走り』をあっちに行ったりこっちに行ったり。暑いと玄関に入って眠っています。軒下に張ったロープに滑車をつけ、その滑車にリードをセットすると結構広い範囲を動き回れるし、家族の声もこの範囲で一番聞こえます。

 去年の夏、何かの偶然から寅が自由の身になり、スリッパを口にくわえて脱走しました。ただ遊んでほしいだけなので近づけば逃げて・・・を繰り返しました。またそれが家の前の国道でした。普段は交通量も少ないのですがお盆ともなると大変で、結局しばらく通行止め状態にしてやっと捕まえました。

 今日ふと不安がよぎりました。「あの軒下のロープが切れたらどうしよう」。早速脚立にのぼって新しいロープに交換しました。軒下でお日様に当たらないからもっているようなもので、同じ種類のロープに比べると様子は随分変わっていました。

Img_5102

ロープのはりかえをしながら、寅はあと2日ほどで帰ってしまうのかとさみしい気分になりました。お盆というのはこのように、迎えた日から『もの悲しいもの』なのですかね

| | コメント (0)

2008年8月12日 (火)

お茶

私たちの暮らす龍神では、たいがいの家は自家製のお茶を飲んでいます。

 5月の連休頃に家族全員で田んぼの岸や畑のすみっこ等一本一本植えているお茶を摘みます。夕方一日かけて摘み取ったお茶の葉は、直火にかけた大きな鋳物の鍋にいれ、こげないように混ぜながら、熱を通します。頃合いを見計らってむしろに移し揉み、その後何日か天日で干し上げ保存します。

 保存したお茶を使うときはもう一度、今度は小さな鋳物の鍋で煎ります。つまり焙じるわけです。

Img_5085

 今夜、家内がその作業をしています。お盆の仏壇に香ばしいお茶をお供えするためです。この作業をすると家中が香ばしさに包まれます。

 明日の朝は、また格別のお茶がいただけます。

| | コメント (0)

2008年8月11日 (月)

ピーマン

カメムシとアブラムシがついて、葉っぱに斑点ができる病気がピーマンに出始めました。

 先日農協に相談して消毒をすることにしました。次の収穫まで時間が長く空くように考え、できるだけたくさん収穫しておいて消毒します。そうすると消毒作業開始は夕方7時くらいからになりました。暗い中での作業は早くすすまず結局終わったのは9時前でした。

Img_5068

 消毒から2日後の昼、様子を見に行きましたら、葉っぱが全部しおれ無残な状態になっていました。『もしかして・・・・』薬害?農薬を間違ったか?「息子とおじいちゃんが一生懸命手入れしたピーマンを・・・・」お日様はまぶしいのに、寒気がするほどでした。

 これは謝らねば。

 息子に「どうも薬を間違えたみたいや」と葉っぱの様子を伝えると「日照りで、昼間は葉がしおれているよ」と平然とこたえたあと、夕方はシャキッとしてるよと教えてもらった。

 家内には「自分で作物に何か作業をしたあとに、何か悪い変化があったら、すごく心配だよ」と言われた。

二人は、私が勤めに出ている間に、いろんなことを学んでいるのだと感心し、二人を心強く思った。

| | コメント (0)

2008年8月 6日 (水)

一生現役 Ⅱ

 先週、庭木の手入れ中に梯子が倒れてケガをしたおじいちゃん(父)は、やはり骨にも異常があり、毎日痛みと闘っています。もちろん診療所に掛かりながらです。今は、高校野球があるので退屈はしないようですが、82才という年齢のことや、動くことも大変なので不安もあるようです。

Img_5025

 昨日は、妹がお見舞いに来てくれしばらく話し相手になってくれ、今朝は息子の運転で診療所に通院です。これまで細かなことに気遣っていてくれていたおじいちゃんがこうなると、鉢植えの花がしおれていたり、道具類が散らばったままになっていたりして、様々な事に手抜かりが出てきます。

 逆に家内は、何かにつけて手間が増え一日中忙しく、しかも自分の段取り通りに事が運ばない状況になってきています。これで息子が帰ってきてくれていなかったら大変な事になっていたと思う。

 それぞれの不都合をどう克服するかを家族が考え、前を向いているから(時々下を向いたり振り向いたりするけど)何とかやっていけるのだと思っています。最近の合い言葉は『大丈夫、無理したらあかんよ』です。私も不安を抱えての毎日ですが、時々この日々が充実しているように思えるのが不思議です。

 今日は末娘がお見舞いに帰ってくる。

| | コメント (0)

2008年8月 2日 (土)

オニユリ

オニユリって何となくかわいそうな名前です。

Img_5040

 朝、田んぼの見回りをしていたら、オニユリの花が朝露で光って見えました。「あれっ」これって、ひと月ほど前にササユリが咲いていたところじゃないかと思い出しました。そばにはきっとササの形の葉をつけた軸が立っているはずですが、見当たりません。

 ユリはユリの育つ場所に季節を変えて違う種類の花を咲かせるのでしょう。それぞれ生き物には自分にあった場所があり季節や環境をうまく利用して似たもの同士が上手に住み分けているようです。私たち人は、どのような場所で、どのように生きるのが良いのでしょうか。

| | コメント (0)

2008年8月 1日 (金)

イワタバコ

 昨年、イワタバコが咲き始めた頃から季楽里龍神で「朝の散策」をはじめ、この花が咲く季節を迎えました。小さな花ですからつい見落としてしまいます。朝、草の中に散った一輪を見つけ手にとってみたら、なんともすがすがしい花です。

Img_5022

これからお盆にかけて咲き、この花が散ってしまう頃には、秋の風が吹き始めるのです。

 時間はゆっくり流れているようでも、次の季節はすぐにやってきます。この夏こそと思っていることはたくさんあるのですが、たぶん今年も次の夏こそはと後悔しながら秋を迎えるのでしょう。

 おかげさまで、去年と同じ時期に同じ花に出会えることができました。当たり前のようですが、本当にありがたいことだと思っています。  

――暑中お見舞い申し上げます――

| | コメント (0)

« 2008年7月 | トップページ | 2008年9月 »