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2008年8月26日 (火)

新しい息子

 娘が結婚式をした。3月に入籍を済ませていたので「そんな面倒なことをしなくても・・・」説得はしたが、受け入れられなかった。

 式が始まる直前、このことで随分お世話になった知り合いに電話を掛け、おかげで父親らしいことができた御礼を伝え、ついでに「これから始まるけど、泣かんから」と宣言した。「わざわざ有難う」との返事に恐縮しながら私は電話を切った。

 そんな『宣言』にもかかわらず教会の式でも披露宴でも嫁ぐ娘は、我が目を疑うくらい終始にこやかだった。『あいつめ、これに騙されたな・・・・』新しい息子をみながら私はそう思いおかしくなった。連れあいの事で私と同じ苦労をするやつが一人増えた。

Img_5170

 男というのは、時が過ぎれば相手がその母親のようになる事実から目をそらし、恋に落ちる。私は、新しい息子ができたうれしさよりも、多分まったく同じ苦労をするであろう仲間が増えた心強さを感じたのでした。

 でも、次あったとき「苦労する甲斐はあるよ」と、新しい息子に伝えようと思っている。

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