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2008年8月15日 (金)

支え

 5月5日にもみ蒔きをし、6月のはじめに田植えが終わった田に、穂が出始めている。一番早く出たのが餅だった。稲の調子が悪いとき農協の小川君に見てもらって、「収穫はできますよ」と言ってもらったのは慰めだと思っていたけどそうではなく、立派な穂がいっぱい出揃ってきています。そばを歩くと炊き立てのご飯のような匂いがします。

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 去年の失敗から、中干しをしなかったので、田の水持ちは良く。谷の水はめっきり少なくなったけど、少しの水で十分に田は潤っています。昨年は中干しをし過ぎたため、水を入れながら亀裂の入った田に家内が入り畦際を足ふみして、何とか水が持つ田にしたけど、何日もかかった。その様子を見た人たちは「由貴ちゃんは毎日、田んぼで何をしよんので」とよく聞かれた。

 大切なことは稲を育てる『かたち』だと思う。もちろん気持ちの入らない『かたち』はないし、労を惜しんではならない。そのことを教えてくれたのは、私が年貢と称して米と味噌を納めている人でした。最近その方が我が家にみえて、東京の一流どころのホテルの朝食が不味くて食べられなかった話をされたあと「家のご飯と味噌汁が本物だと気付いた」話をされた。食材を作った者の姿が見える美味しさを話されたように思う。もしかしたら奥さんの料理上手を話されたのかもしれない。私は都合よく前者をとった。

 口に美味しいものよりも気持ちに美味しいものを作くれるようにしよう。有難い理解者が私たちのくらしを支えてくれている。

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