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2009年1月28日 (水)

星神さんと火の用心

星神さんの餅まきをした。

 宮代の星神さんは、三ツ又にある星神社から分けてもらってきたものだと聞いている。星神さんは、宮代と広井原のさかいになっている谷の上流にある。この谷には、大きな滝がありその滝の上の崖を通って行くのが怖かったが、今は林道がそこを迂回して谷の上流に入っているので、皆は車でお参りに行く。

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 宮代は上宮代と下宮代に分けれており、星神さんは上宮代に入る。この地域の中でさらに組み分けをして順に当番が回ってくる。厄除けの神さんということになっているので、餅まきの寄付以外に、厄除け祈願のお供えまで集まってくる。

 当番は、境内の掃除や道の石拾い、お供え物の仕分け、祈願を読み上げ神主の真似事までする。今年は、その役をかってで、懐からうやうやしく榊を取り出しぼそぼそつぶやいてゆっくりお供えをする。二礼のあと大きく二拍手をうち、一礼を自信たっぷりにし「では皆さんも順にどうぞ」などと言うものだから皆もそれなりにお参りをしてくれた。

 小さな声で祝詞みたいなのは何を言ったのか?と聞く人があったので「皆のもの星神の社に相集いて、頭をたれ・・・・」そういった内容です。と、本当はブツブツいっただけでしたが、そのとき思いついたことをお伝えした。

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 いずれの人も、ここに集まり供え物をし手を合わせ、まかれたお供え物を奪い合って拾い、持ち帰り家族で分け合うことに意味を感じている人たちなのです。この星神の餅まきに何を見出すか、どんな意味を持つかは、それぞれでよいのです。

 そして今夜、消防団の団員が宮代の全ての家を回って火の用心を呼びかける。今から70年ほど前、ちょうど星神さんの夜にこの地域で起こった大火の教訓を今も守り伝えているのです。

自由な意思と、同じ願いが混ざる一日です。

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