« 暖ボール箱でおでん | トップページ | ちょっと自慢 »

2009年2月12日 (木)

初めての修学旅行

 昨日は、夕方から雨になった。

 夕ご飯前、離れにいないおばあちゃん(母)を迎えに、畑に行った。この時期の夕方の雨は、たまにポツリと落ちてくる程度でも、寒いから風邪をひいたら大変です。帰ろうとしないのでジャガイモの種を一緒に植えた。

 帰り道、おばあちゃんと一緒に、ゆっくりゆっくり歩いた。別に話もせずに、手もそえず。ただ、私はおばあちゃんの足元を見るし、おばあちゃんはずっと先に目をやりながら歩いた。

 夕ご飯の後、おじいちゃんは離れに帰ったが、いつもならすぐに腰を上げるおばあちゃんが座ったまま。お茶を入れてあげると、テレビでみた雪国の老人3人だけの集落の暮らしぶり、次におばあちゃんが『初めての修学旅行』に行ったときの話。この春で閉校になる宮代小学校で初めての修学旅行に行ったのが、おばあちゃん達だったらしい。

Img_6260

 母は生き生きと話し終え、また、おばあちゃんスピードで離れに帰っていった。

 ご飯の後のゆっくりした母の話しぶりと、夕方の帰り道を、あわせて考えてみた。何かを一緒にし、同じ空気の中を、同じスピードで歩くことの大切さ。言葉もいらないし、きれいな景色も必要ない。夕方の少しの時間の出来事でしたが、大切な時の作り方を80歳を過ぎた母から学んだ。

 時間の中にものを詰め込んではいけない。母との帰り道は、私にとって初めての修学旅行でした。

|

« 暖ボール箱でおでん | トップページ | ちょっと自慢 »

ひとり言」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 暖ボール箱でおでん | トップページ | ちょっと自慢 »