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2009年8月

2009年8月31日 (月)

顔と性格

 我が家には『うっふ』と『シェリー』2頭のラブラドールがいる。

 うっふの性格を人間で言えば『頼まれるといやと言えない、お人よし』

 シェリーの性格は『自分の主張を通す、勝気なおてんば』

 昨日、お泊りで遊びに来てくれていた子供たちに手伝ってもらって2頭を洗った。秋風のようにすがすがしい姿になったので写真を撮った。

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「なに?もんくでもある?」ってな顔の『シェリー』

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「できるなら、そっとしておいて下さい」ってな顔の『うっふ』

 こうしてみると、性格って顔に出るものですね。

 ちなみにお泊りで遊びに来ていた子供たちは、私を『ルー大芝』、家内を『大竹しのぶ』似だと言っていた。(ほんまかいな)

それはさておき、私たちはどんな性格なのだろう。(犬は、飼い主に似るって言うから、私は『うっふ』かな・・・・)

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2009年8月30日 (日)

昔話の村人

 猪が田んぼ近くまで来ていることを心配していたらサルが来た。

 昼過ぎ、Mちゃんからの電話は「登美屋の田んぼにサルん来とるで」と言う内容。さっそく田んぼに急いだ。まずサルが入っていると言う田の周辺だけ電気柵に電気が流れるようにしておいて、その田にいるサルを追い払いに行った。

 電話をくれたMちゃんは、どうしたらよいか分からないけど道路を行ったり来たりして、道路の上の田にいるサルを見張ってくれていた。

 私が行くとサルは悠然と山に消えていった。電気柵に触れたはずですが『ギャフン』ともいわなかった。電気柵で進入を防ぐ意外に、襲ってくるものに対しこちらから攻撃する方法が無いことが悔しい。

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 サルたちは、民家から見えないところを選んで荒らします。棚田3段分がこのように稲を倒され稲穂を掴み取って食べられる被害に会いました。

 もうすぐ刈り取りの時期を迎える別の田はまだ大丈夫なようですが、この先いつ同じ被害にあうか分かりません。電気柵に電流を常時通しておこうとは思います。

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 私は今、山から下りてくる鬼に、なすすべも無い『昔話の村人』と同じです。

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2009年8月29日 (土)

季節遅れ

 貧乏性とは悲しいもので、とにかくじっとしていられない。

 盆、みんなが御坊の墓参りに出た間の留守番。何かできることはないかと、うとうとしながら考えた。

 そして、軒先に5個の風鈴をつるした。

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 それから2週間、「涼しく感じるなあ・・・・」はあのときだけ。今は物悲しい響きがある。夜になればカエルの声は聞こえなくなり秋の虫が鳴き始めている。

 木枯らしが吹くまでに5個の風鈴は、はずしたい。

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2009年8月28日 (金)

あと少し

 休耕して2年目になる田の耕作は順調に進んでいる。

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 見た目は、どうってことない草に見えますが、人の背丈より高いものを刈るのは大変です。カチカチになった地面を起こしていくのはトラクターですから楽。そのような作業を息子と私で進めていますが、とにかく時間ができたら何らかの作業をする。

 昨日も、息子は草刈に行ったのですが、日が暮れて終わろうとしたとき、蜂に手を2箇所刺されたと帰ってきた。一日過ぎてその手は指が曲げられないくらいに腫上がっている。そして、まだ蜂がいるかもしれないから刈った続きは頼むと言う。

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 トラクターを使って気楽に田起こしを専門にしていたので、明日からは私が草刈をしようと思う。

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 あと少しで目標の第一が達成する。

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2009年8月27日 (木)

南瓜

 毎年のことですが、我が家で南瓜用に畑の準備をするのは、ほんの一部で大方は南瓜が自然発生する。

 自然発生の一番は、残飯を堆肥として利用するため土と混ぜて積み上げているところ。

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 何せ芽を出した場所は、滋養いっぱいの土ですから勢いが違う。今年も、もうすぐ道路まで這い出してきそうです。

 順に花が咲いて実をつけてゆく、この偶然の発芽と結実が我が家の食卓を豊かにしてくれると言うか、南瓜ばかり食わされる結果となる。

 今朝も、南瓜を眺めていたら、ブーンと蜂が飛び立った。他の新しく咲いた花の中を見たら、体中に花粉をつけた蜂がその中で忙しそうに働いていた。

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 土があって芽を出して、お日様があたって葉を広げ、雨が降って根を伸ばし、花が咲いたらミツバチが来て、実が大きくなったら人が食い、落とした種が冬を越す。

いくつもの偶然が重なって育った南瓜です。毎日続く南瓜料理、これからは不平を言わず偶然の出会いに感謝しながらいただきます。

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2009年8月26日 (水)

花と親ばか

 メダカと一緒に我が家にやって来たホテイアオイに花が咲きました。

 勤めへの出掛け、メダカに出会ってからと見に行ったら、朝露ののったホテイアオイに花が咲きかけていた。

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 この浮き草が水に浮かんでいるのは、よそでも見ましたが、花は初めてのような気がします。もしかしたら、見たのに通り過ぎていたのかも知れません。

 龍神は、昼過ぎと夕方、梅雨の始まりのような細い雨が降りました。勤めから帰り、今度は雨のしずくがのったそれには花がいっぱいに開いていた。

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 よそに咲いていると通り過ぎる花でも、家に咲いてくれると『こんなきれいなものは無い』と、『親ばか』になって見てしまう。

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2009年8月25日 (火)

画から教わったこと

 日曜日の夕方、町から龍神に向かって虎ヶ峰を越えているとき、田辺市に住む日本画家牛尾武さんの作品の空と同じ空に出会った。

『寂光の都』と言う作品だと思うのですが、この空と同じ空を見たのです。

 これまでも、牛尾さんの作品を知ることで、緑一色の何の変哲もないと思われた家の周りの山に対しても、見る目が変わった。

 季節によって周りの風景の色合いや姿の変化を楽しむことも覚えた。そして、近くの自然の中にさまざまなものが見え始めた気がする。

 作品自体に感動するのが作品や作者に対する礼儀かもしれません。私の贅沢は、牛尾さんの作品から教えられたなにかが元になって、くらしの中に感動をみつける時があるということです。

 

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2009年8月24日 (月)

すぐそこまで

 年のせいか、子供っぽいからか、朝はわくわくしながら起きます。

 五時には目が覚め、田んぼに行く。水の管理と見回り。先に穂が出たものはもう頭をたれている。

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 写真は借りている田、上はピーマン。下三段をは9月中ごろから刈り取りの予定。遅れて我が家の田を川端から順に刈り取り最後が山際。

 その山際の田んぼに行ってみると、すぐそこまで猪が来た跡があった。

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 手前に頼りなく立っているのは、電気柵の杭でこの線に触れると電気のショックがくる。

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 同じ場所です。何とか稲の育つ水際でとまっていますが、これから一月余り『はらはら』しながら5時に目を覚ますことになります。

 収穫のときも、猪も、すぐそこまでやってきています。

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2009年8月23日 (日)

新しい田

 来年から新しい田を耕すことになった。

 新しい田と言っても、幼馴染のこーへーちゃんが所有する田が2年目の休耕になっていたのですが、それを借りることにしたのです。去年草刈を2回もしたらしいのですが、今年の草が茂りその株がしっかり出来上がっています。時々小さな木の苗が育っているところもあります。

 30aで15段の棚田。息子が田の草を刈り、刈った草はまーやんが片付けてくれ、私がその株を起こしてゆきます。

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 刈った草の株を起こすのは、耕運機では無理があるので、まーと君にトラクターを借りました。同じ場所を2回耕すと大概の草は根っこから起こせますが、草がしつこいところはもう一度起こします。

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 すると何となく田んぼになってゆきます。そして岸や畦の中途半端に刈り残った草をもう一度刈るとええ感じになります。

 時間ができるとここに来て少しでも作業します。この棚田は一方の谷側は雑木林で、もう一方は竹やぶになっているのでよく鹿や猪がやって来るのですが、朝が早かろうが夕方遅かろうが気楽に作業できそうです。

 今からわくわくしています。

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2009年8月21日 (金)

おつかい

 「バナナに・・・・ 」おつかいを頼まれた。

 世の中の主婦がみんなそうなのかは知らないのですが、

 とにかく用事を言いつける。「それするんだったらついでに・・・・」だが、その『ついで』は面倒くさいことがたいていだ。

 風呂に入る戸を開けながら、出てしばらくたつ私に「湯加減はどうだった?」と大声で聞く「目の前の湯に自分で手をいれてみたら?」と応えたいけど、「さっきは良い湯加減だったよ」と返事する。

 今日も町に出ると言うと実家に届ける買い物のほかに、ついでだからと手芸用のフックや印鑑を頼まれた。「やっぱりついでに言う品物が面倒くさい・・・・」ぶつぶつ言いながら返事は「はい!」

 で、実家に届ける買い物をしていて、バッグを忘れたことに気がついた。悩みながらも有料の袋の世話にはなりたくなかった。手を突っ込んだポケットにバンダナが入っていた。

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 はじめはちょっと恥ずかしかったけど、包んでみると案外持ちやすかったので気分良く車に戻った。明日からおつかいを頼まれたら、風呂敷を持って行こうと思っている。

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2009年8月20日 (木)

少し遅れて

 今年は、夏を飛び越えて秋がやってきそうです。

 トマトは雨続きで熟すのが遅れ、ナスは鹿に食べられ、キュウリは植え付けが遅れた。そして秋のにおいがし始めるようになって少しずつ採れはじめた。ピーマンのように出荷用ではないので本当に少しずつです。

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 実がなって相当な大きさに育ったトマトは、青い期間が長かった。お日様が顔を出さなかったからでしょう。ですが、最近の日より続きでやっと熟し赤くなった。このトマト身がしっかりしていて甘い。

 次の季節に向かって、そして今度は遅れをとらないように家庭菜園の準備を始めます。

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2009年8月19日 (水)

親子三代

 息子と日が暮れるまで田んぼにいた。

 8時過ぎに家族そろって夕ご飯になった。お母さんが熱を出しているので、田んぼでの作業の片づけを私が担当し、先に帰った息子が夕食の準備をした。こんな日はたいがい麻婆豆腐と決まっている。

 で、その麻婆豆腐を食べながらおじいちゃんが、外国から入った生物が自然の生態系を壊している話を始めた。結果は分かっているのに輸入する人、結果は分かっているのに飼えなくなったペットを自然界に放す人。世の中おかしくなっている。と力説した。

 83歳の父は、わしが子供のころは学校からちょいと山に入った坂巻(さかまき=屋号)の背戸山(裏山)に二又になったカシの木があってその又に棒を突っ込んで動かしたら、木が揺れてクワガタが落ちてきていっぱい採った。その自慢話を聞き、52歳の私はわしもやったと言い、28歳の息子は俺もやったと言った。

 結局、親子三代が夏の間、蚊に刺されながら、そのカシの木のお世話になったことが分かった。

 これから先、同じ時代を生きる者たちが世代を超えてこのように『思い出の遊び話』が成り立てばよいがと思いながらおじいちゃんの自慢話を聞いた。

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2009年8月18日 (火)

母親

 母親とはすごいものだと思う。

 今朝、いつものように龍神を訪れた人たちと100年の森へ朝の散策に出かけた。家に帰るといつも迎えてくれる家内がいなかったが、畑にでも行ったのだろうと私は勤め先に向かった。

 しばらくするとメールが来て、実家の両親の看病をしてくれている末娘が体調を崩し、そっちに行って娘に代わっておばあちゃんを病院に連れて行っているという内容。

 次のメールは、娘の体調はたいして悪いものではなかった。明日から学校に行く娘を駅まで送ってから帰るというもの。

 3回目のメールは、娘を駅に送った後、龍神にやっと帰ってきて村の診療所に来ており、9度ほど熱があると言うもの。

 夕方家に帰ると、家内は力尽き布団に倒れていた。たぶん朝から熱っぽかったと思う。

 私だったら、自分の体調が悪ければ『自分で何とかしろ』と娘に言うだろう。母親と言うものは子どもがいくつになっても理屈とか、理性は持ち合わせないで、母性だけで接する不思議なものです。

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 その点、男と言うもの(私)は『おばかさん』です。私は秘密基地周辺の草刈をしました。

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2009年8月17日 (月)

恥ずかしくて嬉しいこと

 家族で梅雨の雨が上がったらマルチをかけようと話し合っていた畑が草だらけになっていた。

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 娘婿は龍神の家、つまり我が家につなぎと長靴を置いている。大きなつばの麦藁帽子は車に積んでいるようだ。大阪から夫婦で帰ってきていた盆の間も、家の用事や畑の手入れ、ピーマンの収穫などをしてくれた。

 外に出た子供たちが家に帰ってきたとき、いつ帰るのかと訊いたりはしない、その日が分かってしまうと、時の過ぎるのが早いように思うからです。

 明日は仕事だから今日帰ると言う日も彼らは、茂らせてしまった畑の草引きを朝からしてくれた。一本草を引くと、1本草が減る。私はそのようなことを彼らに話しながら一緒に這いつくばった。

 次は9月の連休に来て稲刈りをする言って帰った娘夫婦。一緒になって1年ほどの二人ですが、家庭と言う畑に確実に種を蒔いて、育てているように見え、草を引きながら私が彼らに話したことを恥ずかしく思った。

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2009年8月16日 (日)

手作り舞台

 家には手作りの舞台があります。

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 紙芝居用ですが総桜造りです。かんちゃんに作ってもらって10年以上になる重厚なものです。ところが扉も重厚ですから、初めは「始まり始まり~」扉が開くとバランスを崩して『どてっ』と舞台がこけたりした。

 盆休みに甥っ子が子供たちを連れてやってきた。「え~さん、紙芝居!紙芝居!」大人が7人子供が4人、11人の観客の前で紙芝居を始めた

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 10年あまった舞台との付き合いですから見事に幕は開き、そして『おしまい』まで少し声をからしながら全3幕を無事に終了した。

 「じゃ、道が混むから」甥っ子たちは帰っていった。特別話もせず、紙芝居を上演しただけだった。いたずら盛り子供たちは「今度は、着替えを持ってくるから」と言い残した。どうも次は一晩中紙芝居になりそうです。

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2009年8月15日 (土)

思い出のページを開く

 叔父の家に盆で里帰りした従妹の娘、帰るようになって家に来てくれた。

 すたすたと台所に来ると、引戸に背を合わせ「どう、身長変わらへんやろ」と言う。私には何を言っているのか意味がわからなかった。で、その娘が言うように、頭に定規を当ててその引戸にマークを入れた。

 老眼鏡をかけ、よく見るとかかわりのある子どもたちの名前とマークした日付が書いてあった。その中には私や家内の名もあるのに忘れていた。そして、今日私がつけたマークに、高校1年生になったその娘は、新しい線と日付と名前を自分で書き込んだ。

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 彼女は、思い出をさがすように家の中をしげしげ見ながら「魔女の宅急便を見ると、この部屋を思い出す」と言い、学校の様子や家のことなど近況を話してくれた。

 私は、縁側に座ってずっと話していたかったけど「そろそろ家に帰る時間やろ」とその娘のおじいちゃんである叔父の家に帰って、帰り支度するように言った。

 さっき、その娘は「次はお正月に来る」と言って大阪に帰って行った。家というものは、そこに住む者だけではなく、かかわりのある人にも思い出のページを開かせるものなのだろう。

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2009年8月14日 (金)

墓参り

 「わしらも行くよ」おじいちゃんたちが墓参りに行くというので、長男、娘夫婦の6人で墓に行った。

 私たちは地域の墓地を、『さんまい』と呼んでおり、東光寺新田の家の畑から山道を上がったところにある。普段あまり歩いていない人だと息が切れるくらいの坂道で、今はコンクリートで舗装され、道幅の半分には小さな段をつけてあり滑り止めになっている。おじいちゃんとおばあちゃんは杖をついて、行く途中の中ほどで一休みした。

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 やはり盆は、彼岸と違いお参りに来る人も多い。いつもの近所の人、久しぶりに出会う人、まったく知らない人、さまざまですが、道々すれ違う人には挨拶の声をかける。今日は特別『しゅうやん、えらいのう』『てるやん、きずかいないかい』などとなじみの人から声がかかった。

 やっと『さんまい』にたどり着き、家の墓にお参りし、このあたりに駿河から『しいたけ栽培』を教えに来てくれ亡くなったという人の墓にお参りし、三界萬霊の碑にお参りし、そして『さんまい太郎さん』にお参りして帰ってくるのがいつものお参りコースですが、今回は先日亡くなられた太郎さんの墓におじいちゃんにつれられお参りした。

 帰りは大変だった。おぼつかない二人を4人の従者が手を取り、やっと降りてきた。こうして、我が家の墓参りは終わったのでした。

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作業の中で

 期待していないところでうれしい発見をすることがあります。

 その昔街道だった峠道のそばに、我が家の山林がある。そこの一部は昭和の終わりころに樹齢80年の杉とヒノキを伐採をした。

 伐採後すぐ、門松用として出荷するために黒松を、しいたけの原木用にクヌギを植林した。そして、10年が過ぎるころまで毎年下草刈りをしながら、榊やヒサカキ、杉やヒノキの芽生えたものを刈らずに残した。

 黒松、榊、ヒサカキ、ウラジロを出荷し、背が伸びてきた杉やヒノキは、枝打ちをした。

 ここには、動物たちが泥遊びをする場所があり、たぶん鹿や猪、カモシカだと思いますが木の根元周辺にたくさんの傷をつけていきます。

 ここで今、傷ついたヒノキの巻き枯らしをしています。これらのヒノキは、ウラジロの収穫が終わった冬に立ち枯れて軽くなっものを倒して運び出します。そして、自家用の材料として利用します。一部は親友の家の藤棚を作るのにも使います。

 で、見つけました。

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 20数年前の切り株にリスの食べかす。

 ここでの発見や学びは、いつも作業の中にある。

 『家の山にリスがやって来ている・・・・』わくわくしながら帰ってきた。

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2009年8月12日 (水)

おばあちゃんがやさしかったわけ

 正月、彼岸、盆、なぜか仏壇の掃除は私が一手に引き受けている。

 勤めから帰るとすぐに仏壇の掃除を始めた。しばらくすると宮代オートキャンプ場に手伝いに出ていた家内が帰ってきたが、それはお父さんの仕事と言ってすぐに畑に出て行った。

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 大方掃除が終わるころに帰ってきた家内は、仏壇の引き出しの書き物を見ながら、「だからみつゑさんておばあちゃんは、え~さんをかわいがったんや」と言う。 おばあちゃん子だった私は、毎晩グリム童話を読んでもらいながら、あるときは昔話を聞きながら眠った。

 仏壇の左の写真、私の知らない祖父は、昭和31年の5月に亡くなり、翌年の1月に私が生まれたので、おばあちゃんは私をおじいちゃんの生まれ変わりやと思って可愛がったにちがいない。と言うのが家内の説。

 右の写真のその祖母も、私が20才のときに亡くなった。認知症になって数年を過ごし、最後に急に意識がなくなっていびきをかき始めた。終わりが近いと親戚が集まったとき、祖母は自分の布団をそばに眠る人にかけるような仕草を繰り返した。集まったみんなは、おばあちゃんのその仕草から、そばに眠っているのは自分だとそれぞれが思ったようだった。

 盆を迎えるとき、仏壇の掃除を私に任す家内の話から、あのときの布団の仕草を思い出し、亡くなった人たちへの感謝を教えられた。

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2009年8月11日 (火)

宝物

 龍神村森林組合がFSCに登録されたとき、狭い面積ですが我が家で『どれざこ』と呼んでいるところも『生物多様性の高い私有天然生保護林』としてその仲間に入れてもらっていた。

 今年間伐を計画しているので下見に入った。ここでは、ミツバチの様子とムササビの巣、鳥の巣などのある木に注意のためのカードをつける作業をした。

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 ムササビの巣がある木を残すだけでなく、巣の近くで移動のために使う木も残しておかなければムササビが不自由するのでそれにも、テープを巻いてマークする作業も大切です。

 古い杉の木の洞に巣を作ったミツバチは、去年より多くの蜂たちが忙しそうに、飛び立ったり帰ってきたりしていました。私が近づくと威嚇でしょうか何匹も入り口に集まって、いっせいに波打つように動くので、そっとして帰ってきました。

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 冬になったら、長い棒を突っ込んで蜜をなめてみようと思います。

 ここ『どれざこ』は我が家の宝物です。

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2009年8月10日 (月)

メダカ

 和歌山市に住む友人夫婦が家に来てくれた。

 車から大切そうに出してきたのは蓋もしていないポリバケツ。中には六分目ほど水を入れ、水草とホテイアオイとが浮いていた。

 よく見ると1cmほどのメダカが泳いでおり、まだそれよりも小さなものが見えるから、きっと私たちの目では確認できない小さなものもいるのだと思う。

 さっそく庭の隅に逆さにして放ったままだった、洋風の水桶を出してきて水をいれ、そのバケツの水と水草を移した。

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 時折メダカは上に上がってきてまた潜っていくことを繰り返している。

 家内はメダカを飼いたいと思っていましたが、まさかそれをプレゼントしてくださるとは思っていなかった。もちろん友人にそのような話をしたこともなかった。

 友人の話では、和歌山市の自宅で孵ったメダカをここまで、バケツの水をこぼさないように運転をしてきて、途中食事のときは、車内の温度が上がっては大変とレストランの中までそのバケツを持って入ったということです。

 メダカを頂いたうれしさもあるのですが、その友人の気持ちがありがたい。このメダカは特別です。

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2009年8月 6日 (木)

めでたしめでたし

 シェリー(ラブラドールの♀ 黒)の体調が心配で獣医さんに連れて行った。

 『何のために来たのですか』みたいに獣医さんに不思議がられた。12歳になった犬は人間で言えば80歳から90歳。体調が悪いとか言うのは当たり前です。とか、言われながら、動物病院ではしゃぐシェリーを何とか引っ張って車に乗せた。

 帰り道、「やっぱり暑げ(熱射病の親戚)やで」と家内は言う。

 そこで、夕方から、シェリーのくらす小屋の整備をした。風通しをよくするために、10年ぶりに小屋の位置をかえて、3畳ほどを囲ったフェンスの透明の屋根にはカーペットを敷いて日が当たらないようにした。

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 少しは生活環境の改善になったと思うが、シェリーは小屋の中に寝そべったままで起きてこない。彼女で問題なのは、面倒くさいときは目を動かすだけで、家族には愛想をしないこと。おやつでも見せない限り、『は~っ、なんか用事』って顔をする。

 掃除が終わってえさをやったら、がつがつ食った。

 めでたしめでたし

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2009年8月 5日 (水)

シェリーと百日紅

 梅雨明けなのに曇りがちで、家中がカビにつつまれいるようです。

 天気が悪いからでしょうか、シェリー(ラブラドールの♀ 黒)も調子が悪く、ぐったりとしています。更年期(もうすぐ11歳)ってやつかもしれませんが、目からも力が抜けてしまっています。

 犬だけではなくて、眠りも浅くなったのに朝早くから目が覚める私たち夫婦も、ばて気味です。

 田んぼの中は草だらけ、やっと伸びた稲の葉は虫に食われて無残な姿。

 犬も私たちも稲も、そういう年まわりなのかもしれません。

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 家の周りで一番元気なのは百日紅、『夏の日差しがそろそろやってくるぞ』ときれいな花を咲かせています。

 花を見ながら、一番先にすることは、シェリーを獣医さんの所に連れて行くことだと決めました。

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2009年8月 4日 (火)

吊橋

 村の中のつり橋もずいぶん少なくなった。

 人以外渡れない針金橋は、宮代からはなくなった。多分宮代オートキャンプ場になっている場所はもと田んぼだったのですが、そこに通うために架けられていたものが最後だと思う。

 その橋(五味橋)は私たちが小学高学年のころにかけられたが、それ以前は川の流れのすぐ上に、一本橋が架けてあり、その丸太の一方は大水が出ても流されないようにワイヤーロープでしばられ、川のふちの松の木に結わえ付けられていた。

 この丸木橋の下には『ゴウラ』が住んでおり、小さな子供は川に引き込まれると言うことだったので、時々その『ゴウラ』をさがしに行った。

 宮代に残っている橋で一番小さいのは、たちばな屋のかみに架かっている橋。

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 これは吊橋で以前は軽トラックで渡っていたものですが、車で渡ろうとは思いません。この上流に立派な橋ができたからで、近くの人がたちばな屋へ行ったり、バスに乗るために使っています。

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2009年8月 3日 (月)

紋殿さん

 紋殿さんは毎年今日が餅まきです。

 和歌山県情報館の『龍神の里をめぐるみち』のなかに、紋殿さんのことが説明されている。 《鶴ヶ城城主、玉置氏の末裔で1681年、2代目大庄屋の横暴に抵抗したが捕らえられ幽閉され、7ヶ月後獄中死したが、現在に至るも「紋殿さん」とよばれて住民に敬われている。 》

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 これを見るまで、紋殿さんがどういう人なのか知りませんでした。

 餅まきをはじめる時間は、当日みんなで話し合って適当に決めます。よその人からはいい加減にうつりますが、このように妥協しあってその時々にその状況にあわせて物事を進めることを『おうよ、のうらでいく』といいます。

 子供たちにとっても、お菓子やお持ちが拾えればよいので、『何故、何のために』は関係ないのです。ようは、地域の行事にどれだけアンテナを張っているかです。

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 毎年8月3日に紋殿さんを供養することに変わりはない。

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