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2009年10月28日 (水)

かわはぎ

 山で働く人たちの道具は時代とともにかわってきた。最近では建設現場で使うパワーショベルの本体に木をつかむものや、それにチェーンソーがセットされたものなど、アタッチメントが用途に応じて開発されており、林業の現場ではそれらが普通に使われている。

 私の勤める建設会社でも大概が機械作業で仕事が進んでいく。今日、現場を見に行くと働いている人は6人建設重機は4台。作業道を整備している現場で、環境に配慮してたくさんの木を使っていましたが、朽ちるのを遅らせるために杉やヒノキの皮をはいで使うように作業しておりました。

 かわはぎ用の機械は製材所などにはありますが、移動させるようなものは無い。現場では、若い人たちが1本ずつ普通の鎌を使って手ではいでいた。家にそれようの『かわはぎ』がある、明日準備するのでそれを使ってみたらと提案した。

 夕方家に帰り、少し砥石をかけたが、考えてみると切るものではなく、はぐものなので研ぎあげることはやめた。

Img_7862

 白いところが刃ですが、実はその反対側の黒い部分も刃になっています。ですから押しても引いても木の皮をはぐことができる。私が生まれる前に亡くなったおじいちゃんが使っていたもので、最近も家の山で活躍しました。

 大きな作業をしてくれる機械も有難いのですが、先人が長い経験から考え出した道具類も有難いものです。

 

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