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2009年12月26日 (土)

竹内さんから

 「え~さん、翔龍祭の開会のときの、インタープリテーションの原稿があれば、いただけませんか?」

 梅樹庵の竹内さんが言ってくれたので 「はい」 返事はしたけど内容は原稿とは違っていたので大変なことを引き受けたと後悔した。そのままにしておいたが、昨日「翻訳のほうもお願いします」と催促された。

 横浜からこちらに移り住まれて20年余り過ぎても、龍神の言葉はわからないのだろうとおかしくなり、昨夜『龍神語版』を書いた。今回はそれをここに書きます。

以下は、翔龍祭開会のときのインタープリテーション龍神語版です。

わしらの作くりょる田んぼは大概段々の棚田になっとる。

春になったら谷からみぞーあててひてていくんじゃ。

そのころにゃー雨ン降ってくるる。でも、谷のみざーどだい増えてくれん。

そいでちょいとの みぞーあてもうて、上から順にひててくんじゃ。

雨ンふんのに水の増えん谷にゃあてにならんさか、気づかいないんじゃろうか心配しもーて

ちょいとでも水持ちんええように、たーを丁寧にすくんじゃ。

ちゅうても、耕運機がやってくるるさか後付いて歩くだけじゃけどな

そのあとは畦塗りじゃ、くわでちいとあじょー削るみたいにしもうて底の方から土ちょーかき起こいて、そいで、そりょうそのまま削った畦んとこいみて、てっつくんね。

丁寧にすりゃ、するだけ 夏まで水ん持ってくれそうな気いんすんねだ。

今年も、そがんこと思いもうてあじょー塗りょってんだ。腰ん痛とうなってきたさか、ちいと腰しょう伸ばいたんじゃ。そいでノヒロギからフナザコの方・・・おさやんの背戸の方じゃ 見たら、杉の新芽が美しゅう黄緑いろに見えてない、木一本ずつの外側を包んどるみたいに見ゆんね。

わしゃーやっと気―ん付いたんじゃ。山の杉やヒノキん、今の雨をいっぱい吸い上ぎょったんじゃちゅうことん。

ほいで、こんだーさかっとに 夏に雨ん降らんときに、谷の水ん涸れんのも、そがんことんあるさかじゃろうとわかった。

ほんまに、昔のひたー よう考えて

谷んありゃー、そこの背戸山の分だけ水んあって、その水ん分だけのたぼー開いて、そこで採るる分だけの人ん暮らするようにしてくれとる。

わしゃー大発見じゃと思うたけど、そこらの年寄りにそがんこと言うてみらんせー、笑わるるで。

何十年も山の手入りょうしたり、田おこいてきた人らーとーにそがんこたー 知っとんねだ。しゃべらんだけじゃ。

見よってらんせえ 知っとるさか、一生懸命丁寧に手入りょーしよら。

わがらんほんまに幸せじゃと思うのは、そがなことをテレビでも本でものうて暮らしょるうちに、体動かしもうて知ることじゃと思う。

こいから先もわがら、雨ん降っても、お日さんが照っても、何ん起こってもええように一生懸命田んぼ起こいて、山の手入りょうしていかんかい。

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