« 2010年2月 | トップページ | 2010年4月 »

2010年3月

2010年3月30日 (火)

いそがしい春

庭にあるうっふの水のみ場が凍る朝です。

P1020122

 犬たちと散歩に行った秘密基地の温度計は-0.5℃でした。

 日曜、秘密基地の薪ストーブに火を入れようとしましたがなかなか燃え上がらないので外に出てみると、煙突のジョイントから煙が漏れていた。えらくすすが詰まったものだと思っておりました。

 今朝は時間の余裕もあったので早速、はしごに登って煙突掃除。犬たちは賢くお座りして待ってくれます。煙突にブラシを通そうと思うのですがいつもと様子が違います。

P1020127

 煙突を外してみたら、中にはコケがいっぱい詰まっていました。これは大変なことをしてしまったと、コケの中を見ましたが鳥の死骸も、卵もなかったので一安心。

 P1020130

 山椒は葉を開き始めています。これをみると次はタケノコです。

 鳥も草木も いそがしい春が始まっています。

| | コメント (0)

2010年3月29日 (月)

季節の思い出

 午後から雨に混じって雪が舞いました。

 家は勤め先から日高川を少しのぼったところにあります。夕方、帰るにしたがい山にうっすら雪が見えるようになりました。

P1020117

家に帰ると田んぼで作業する息子から電話が来て、「外に出てみて、山が白くて美しいよ」と教えられた。言われたとおり外に出てみると、さっきはかすんで見えなかったノヒロギが白く見えます。

 小学5年生の終了式の夜もこのような雪が降りました。

 4年、5年と2年間私たちの担任をしてくれた西川先生は、ご自分が転勤することが分かっていたのでしょう。「終了式の次の日は橘川へ行くぞ」とみんなを誘ったのです。

 約束の日に、誰とどのように橘川へ行き、何をしたか記憶はありません。ただ、夜の雪と、「こりゃぁ、明日はあかんぞ」と言った父の言葉と、翌日は天気が良かったことを覚えています。懐かしい思い出が季節の中にあることがありがたい。

 橘川は、ここに写っているノヒロギやら西の峰を越えた向こう側です。

| | コメント (0)

2010年3月28日 (日)

人の世話になる

 久しぶりに田んぼに出た。

 柳田は、家で一番広い田んぼです。棚田ですから幅が狭くて長い田です。畦塗りが大変なので、ずっと前におじいちゃんが畦波(漏水防止の波板)を入れました。ですが、畦波の高さが30センチしかなく田に水をためても、思うだけ水を張れないので困っていた。

 この度、おじいちゃんがスポンサーになって40センチの畦波を買ってくれることになった。

 朝から、これまでの畦波を取外しやすいようにその部分だけ土を取り除く作業をはじめた。土をどけながら、老人介護施設の新しい畑に入れる土の搬入を約束していたことを思い出した。

 何とか軽トラが田んぼに入れそうです。どうせ畔の土を掘り起こすなら、そのまま土を軽トラに積み込んで、先方に届ければむことです。なんとよい考えでしょう。

 順調順調、軽トラは少し荷物を積んだほうがスリップしない。そのときは、そう思った。

P1020103

 「さて、行くか」畦際から田んぼの中ほどまで軽トラを動かしたら、「あちゃー・スリップして動かん・田んぼにめり込んでいく~」スリップするごとにタイヤは土に沈んでいった。

P1020104

 これはどうにもならないと、電話で『まーと君』に「今度は田んぼの中じゃ」と緊急出動を頼んだ。(3週間ほど前は農道で脱輪)すぐに牽引道具一式持って来てくれ、これまた軽トラで引っ張ってくれたら脱出成功。

P1020108

 人の助けを借りて、無事に新しい畑に土を運びこんだ。これから田んぼの作業が始まれば、いつもいつも人のお世話になるのです。

| | コメント (0)

2010年3月27日 (土)

心を伝える

我が家に夫婦のラブラドールがいることはご存知でしょうか?

 うっふ(イエロー♂)とシェリー(ブラック♀)の夫婦です。どちらもかわいいやつらですが若い頃はよく脱走をいたしました。

 今もシェリーだけは時々散歩の途中で、山に駆け上がり姿が見えなくなり心配させられることはあります。それでも、30分ほど指笛を吹きながら呼べば大概帰ってきてくれます。

 そのとき大切なことは、いくら腹が立っていても帰ってきたら、『もうこれ以上はできない』くらいにほめてやって、体を撫でてあげることです。脱走したことより帰ってきたことをほめてあげるのです。

P1010971

 で、昨日の出来事。

 娘がおじいちゃんと用事で出て行って帰ってきたら、うっふが賢く犬走りに座ってお迎えしてくれた。でも、何となく様子がおかしい。首輪がない

P1020100

 いつ首輪が抜けたのかは分かりませんが、イチイの木に紐が引っ掛かり動けなくなって、一苦労したら首輪が抜けたのでしょう。おじいちゃんが大切にしている庭は、犬たちは入ってはいけないところになっているので、何かしようと庭に入ったうっふは焦ったと思う。

P1020098_2

イチイの枝は少し折れたけど・・・・うっふはおじいちゃんにビスケットもらっていた。

 態度で『君さえいればそれでいい』と犬に伝えるように、人に対してもそうでありたい。

| | コメント (0)

2010年3月26日 (金)

負担を分ける

ちょっと留守した間に娘にブログを更新されてしまいました。

 昨日は、家内の実家へ泊まりに行きました。高齢の父は、徐々に自己管理ができなくなっていますが、長期に受け入れてくれる施設がないため、家内が付いています。いらいらして大声を出すことも多く、夜だけでも泊まれたらと思っておりましたがやっと実現できたのが昨日です。

 親をみるということは、みる事ができる環境にあるからできることですが、それは大変な重荷を背負うことでもあります。

 私は龍神の両親も、御坊の両親にしても、どこかで第三者的な見方をしているようなところがあります。息子や娘は私とはまた別の目でおじいちゃんおばあちゃんの面倒をみてくれています。家内だけは、そのようにはできず正面から見て、苦労を背負ってくれています。

 できるだけ一人の肩に負担がかからないようにしなくてはなりません。

P1020047

龍神村広井原の夕方です。

 

| | コメント (0)

2010年3月25日 (木)

○○は風邪ひかん。

「アホは風邪ひかんはずやのになー」

私が風邪をひくと父に言われる言葉です。

アホが風邪をひかないのではなくて、

自分が風邪をひいていることにも

気付けないほどのアホなんじゃないか・・・

しんどい、ふらふらする、と言うくせに

おまけのおもちゃで遊ぶ父を見て思いました。

Img_0898

風邪だと思って休める私は、

父よりは少し賢いのかもしれません。

後日、父は診療所に行って

「花粉症の薬をもらった」とケロッとしていました。

それまで本当にしんどそうで心配していたのに・・・

「アホは風邪ひかん」と言うのは本当かもしれません。

-今日は娘が更新しました(○゚ε゚○)-

| | コメント (0)

2010年3月24日 (水)

うれしい選択

彼岸に線香を使い果たし、たまやへ買いに行った。

 おつりを待ちながら、何気なく時計を見て大変なことを思い出した。娘の誕生日です。2週間ほど前には、もうすぐ誕生日だから忘れたらあかんと思っていたのに、いざその日が近づくとすっかり忘れてしまうのは、忘れたらあかんという緊張感から来るのかもしれない。

 忘れた理由はさておき、たまやの冷蔵庫の上に見つけた一番小さな段ボール箱をいただき、それに入るだけのお菓子を選んだ。

 帰るとすぐに離れに行き、事の次第をおじいちゃんとおばあちゃんに伝えた。すると、おばあちゃんは便箋を取り出して手紙を書き始めた。

 袋を開けてチョコレートを食べる者もいたが、これは内容が充実している証拠だと叱ることを我慢した。買ったお菓子のほかに仏壇のお供え物やら、ついでに末娘の卒業写真も入れてお誕生日の荷物は出来上がった。

P1020019

 この春から長女夫婦は、嫁いだ先の実家近くで暮らすことになった。若い夫婦が家さがしで親のそばを選択をしてくれたことがうれしい。いっぱいギクシャクしながら、かけがえのないものを育ててほしい。

| | コメント (0)

2010年3月23日 (火)

心構え

 家内の実家は天理教です。今日は家内のおばあちゃんが亡くなって50年になるので春の・・・(忘れた)に行ってきました。

 実家の両親は高齢のため、家内は二人の看病のために教会へ行けませんので、私が代役を務めたわけです。

P1020020

 大きな田辺の教会は、いつも遠くから見えておりましたので場所はすぐに分かりました。車で近づいていくと、遠くから見るよりずっと立派で、教会の芝生からは田辺の海が見渡せます。

P1020022

 初めて天理教のはっぴを着せていただき、厳かな儀式に入れていただいた。

 実家で神棚や墓にお参りをしますが、正しい方法を教わったわけではありません。以前、龍神村小又川の天理教会で、心構えを教わっていたので、「作法より心」と言い聞かせながら、ただただ皆さんがされる仕草をまねた。

 教わったのは感謝の心だったと思うが、恥ずかしながら亡くなって50年のおばあちゃんにむかって「どうかあなたの子が心静かにくらせますように」と願った。

| | コメント (0)

2010年3月22日 (月)

みんなで頑張る

薪ストーブを設置するとき部屋を少し広くした。薪ストーブや煙突の購入と部屋の改装で随分な出費だったのですが、以前から時計屋さんで見つけていた掛時計を家内にねだったら「ええなぁ」と言うので買いました。

ここに掛けて以来電池を交換したことがないのに動いています。

P1020012

たぶん下で飛んでいるカワセミ(キツツキかも)が頑張っているのだと思う。もしかしたら上の小さな穴に住んでるフクロウが夜な夜な頑張っているからなのか。

P1020018

この掛時計のご近所の薪ストーブが春になっても頑張って燃えているのだから頑張らずにはおれないのかも知れない。

家族もご近所も頑張れば何とかなるのです。

| | コメント (0)

2010年3月21日 (日)

削らず燃やせ

天気は良いのに黄砂でノヒロギがかすむ彼岸の中日です。

P1010997

龍神でくらしておりますと、『従兄弟(いとこ)』は兄弟のような感覚があります。

その中でも、私にとって兄弟とかわらない従兄弟の『ひろったん』が仏壇へお参りに来てくれました。うちのおじいちゃん(父)の一番上のお姉さんが、ひろったんのお母さんです。

実家の様子を見に行った家内が、長期の看病になりそうなので準備のため一旦帰ってきた。そこに、ちょうど来てくれたので親をみる苦労話をした。

帰り際、ひろったんは笑いながら「同じ一生や、命を削って生きるより、命を燃やして生きよう」「なんとかなるって!」そう言った。

ひろったんの陽気な人柄以外に、さまざまな苦労を乗り越えてきたこれまでを知っている私たちには、励ましになる言葉でした。

さっき、実家のおじいちゃんを看病するため、家内と娘は御坊に向った。

| | コメント (0)

2010年3月20日 (土)

微熱

昨日から風邪気味でのどが痛く、熱もあるようです。

差し迫った仕事もあり、「行かないで~」止める家内の声を後ろに、勤めに出た。何とか夕方まで頑張りましたが、家に帰るとふらっときました。

P1010993

やっぱり気になり、さっき測りましたが、思うだけの熱ではなかったので「そんなことはないはず」と体温計を口にくわえてみた。

眼下の体温計よく見たら???。先日『うっふ』(我が家の愛犬・ラブラドールのオス)の熱を計ったものでした。あわてて口から出して、体温計を拭いたけど・・・・。本来は口をゆすぐべきだったのか?。私は、いったい何をしているのだろうとおかしくなった。

やっぱり、少し熱があるようです。

| | コメント (0)

桜咲く

西の岡の桜が咲き始めたから見に行こうと誘われ日暮れ前に田んぼへ行った。

P1010982

棹屋(さおや=稲を干すための棹を保管する小屋)の向こうの桜は少し咲く時期が早い気がした。けど、大まかに春なのでまあいいかと、電気柵を越えて近づいてみた。

麦を蒔いた田は、鹿の食害で壊滅状態になっていましたが、桜が咲いてきれいなのに落ち込んでなどいられない。

P1010988

同じ状況でも気の持ち様ひとつで、随分ダメージが違うものです。

今日は特別な日だからです。

P1010952

私が中学校を卒業した時の文集が出てきたのです。

P1010953

学校は楽しい。それは女の子がいるからだ・・・・。そのような内容だけでよく2ページ書いたものだと感心した。さすが私です。

| | コメント (2)

2010年3月18日 (木)

春の命

霜の朝になりました。

冬では考えられないような時間に朝日がさし、寒さは秋口のようにやさしい。

柚の枝は冬の間に、鹿達の背が届くところだけ葉を食べられて、痛々しいのですが、もうすぐ芽を出すでしょう。

P1010974

アザミは冬の寒さになれているので、今朝の霜などは余裕の表情です。

P1010959

散歩道の路肩の草も少しずつ芽を出し始めています。

P1010964

一番つらそうなのがふきのとう

P1010961

冬だろうがなんだろうが、いつもお馬鹿で元気なのがシェリー

P1010972

春のはじめの朝は、命がいっぱいです。

| | コメント (0)

2010年3月17日 (水)

じっと耐える

クロモジが小さな花をつけ、銀色のうぶげに輝く新芽を出しました。

P1010956

ただそれだけですが、じっと耐えたあとの、本当にうれしい春の便りです。

| | コメント (0)

2010年3月16日 (火)

雨降りて

 昨夜の雨は、気分が落ち込むような激しい風雨でした。

 夜が明けても雨が残り、傘を差して散歩に行くと、谷の流れは思ったほどの水かさでなく、台風の後のような濁りもなかった。その様子に安心するどころか、これから先暖かくなり大雨が降ることを思うと憂鬱になる。

 いつもいつも思うことですが、雨を恐れ、風を恐れ、人の声を恐れ、何もせずに暮らすより、一生懸命田畑や山の手入れをし、人に手を貸したい。結果、雨風に打たれ失敗して後悔したとしても、自分にとって意味があると信じたい。

 そのためには、人にも自然にも誠実でありたいと思う。

P1010337

(写真と文章とは関係ありません)

 

| | コメント (0)

2010年3月14日 (日)

引越し

 娘が大学を卒業し、「とにかく、龍神でくらしたい」と、家に帰ってくることになった。

 昨日昼間、村の商店で空き箱をいっぱいもらい、夕方友人にトラックを借り、夜中に家を出て、朝下宿に到着。荷物を整理して、トラックに積み込み、家に帰り荷物を降ろし、トラックを返して来た。

 家の中は持ち帰った荷物がいっぱい。

P1010938

 父親とは、なんとつらいものでしょう。もう、へとへとです。

 でも、うれしい。

| | コメント (0)

2010年3月12日 (金)

ポカラ

 あたたかな陽気の日と、冬より寒く感じる日が交互にやってくるのが春先の特徴ですが、そこに重なるように雨の日と晴れる日がやってくる。

 稲株を起こした田んぼに春の雨が降り、それが夜中に上がり、翌日スカッと晴れ たりすると、水がたまったところは小さな池のようになる。

P1010767

 『ノヒロギ』(霧から顔を出した高いところ)が水面にうつるその様子は、ポカラ(ネパール)あたりの雰囲気です。

 ネパールへ行ったことはないし、本当にそのような景色がポカラにあるのかどうかさえ知りません。私の中で西の峰(霧のかかった尾根筋)はヒマラヤで、ノヒロギはエベレストだったり、時にはマッターホルンだったりします。

 何気ないいつもの暮らしの中から、感動的なものを見つけ出せるように心がけようと思う。

| | コメント (2)

2010年3月11日 (木)

次の世代へ

 勤め先の関係で国有林を通ることがよくあります。

 好奇心は旺盛ですから気になるものを見つけると、通り過ぎることができません。山の中に無人の事務所を見つけ、近くに何か碑が立っているので気になり立ち寄った。

P1010811

 八幡神社の遥拝所でした。明治37年甲辰春と刻まれています。この碑に手を合わせの後方にある八幡神社にお参りをしたのでしょう。

 興味深く思ったのは、向かって左の側面に『當年杉植込』とあることでした。

 その時代に杉を植えるということは、碑に刻むだけの意味があったということでしょう。自分の子や孫が豊かに暮らせるようにと願ったのかもしれません。

P1010807

 国有林の事務所の柱に掲げられている標語。『山を守る鳥を守れ』。ただ、山林で作業するのではなく、野鳥を守るというようなことに気を配りながら、手入れをされていたということです。

 今の時代を生きる者の一人として、前の世代から何を受け継ぎ、次の世代へ何を送るのか、考えさせられる興味深い場所でした。

| | コメント (0)

2010年3月10日 (水)

桜に雪が

今朝いつものように勤めに向かっているとき、山に桜が見えたような気がした。

振り返るとやっぱり咲いていた。

P1010911

別にこだわりはないのですがUターンしてもう一度気付いた場所に戻ってみたくなった。

P1010914

戻って、同じ花の咲いた一本の木でも、見る方向によって感じ方が随分違うものだとひとり感心し、しばらく眺めていた。

もちろん勤めには遅刻した。

今夜は、星が輝いているのに風が音を立て雪が舞っています。花をつけた山桜は、震えながら夜を過ごすのでしょう。

| | コメント (0)

2010年3月 9日 (火)

子犬にも効く音楽

 バイオリンとビオラの違いが分からないが良い演奏は分かる。

 子供たちが幼かった頃から、クラシック、ミュージカル、オペラなどが近くにやってくるとできるだけ出かけた。そこで、我が家の音楽評価基準ができた。

 身勝手な評価なのですが、眠れるか眠れないかです。もちろん眠れるものは良い評価がつきますから、まことに贅沢な音楽鑑賞といえます。

 10年余り前、田辺市の紀南文化会館に『ソフィア・ゾリステン』がやってきたことがあり、家族5人分のチケットは用意したが息子が急に行けなくなった。

 4人の評価は『良い』。そこで、眠りにこれなかった息子にとCDを買った。

P1010909

 今もCDは聞いている。

 うっふとシェリー(ラブラドールの夫婦)のあいだに子供が生まれた時の話ですが、子犬たちが少し大きくなり、キャンキャンうるさくほえる時は本当に困った。困った末に子犬用サークルの近くにスピーカーを置き、さまざまな音楽を流してみた。

 騒がしかったのが静かになり、眠ってしまった音楽がソフィア・ゾリステンの『名曲の花束』。我が家の音楽評価は子犬にも通用したのでした。

Img_6198

 ただ、家内の評価だけは歌舞伎、人形浄瑠璃、落語はおろか、子犬がほえても眠ってしまいますから、対象外です。

| | コメント (0)

2010年3月 8日 (月)

プロ用

 おじいちゃんが風呂をワックスで洗いそうになったことがある。

 車用の液体ワックスに『プロ用』と記載されていたものを『フロ用』と読み違えたのです。

P1010904

 それからは、できるだけ風呂はおじいちゃん任せにせずに洗おうと決めた。

 そして最近、風呂洗いに良いせっけんを見つけ愛用している。湯船の脂分や水垢までがきれいに落ちる龍神の手作り石鹸です。これだけ垢が落ちるのならと、自分の体もこれで洗うようになった。

P1010893

 体を洗うことが良いか悪いかは知りませんが、とにかく湯船はピカピカです。

P1010894_2

| | コメント (0)

櫂(かい)

私の家が登美屋なのは、筏宿をしていたときの屋号の名残です。

 私が生まれる3年余り前の昭和28年に、日高川の濁流が家の軒下に達する大きな水害があり、以後日高川を筏が流れることはなくなったという。

Img_6845

 筏宿をしていた頃の様子は、夕食の話題にもよく出てくるので、実際の筏師さんに出会ってみようと、日高郡旧美山村のおじいさんを訪ねたことがある。さまざまな話を聞かせていただき興味深かったので、二度三度と通ううちに一本の櫂を下さった。

 同じように筏師をされていたその方の弟さんのもので、亡くなられたとき形見として持っておられたと聞きました。お断りしたのですが、是非にと言われるので持ち帰った。

P1010279

 その櫂は秘密基地の壁にかけていますが、美山のおじいさんが私に櫂を下さるとき、「何故ですか?」とは訊けなかった。

 ありがたいことだと思いながら、櫂が筏師さんたちの仕事の中でどのような意味があるのかを想像すると少し荷が思い。

| | コメント (0)

2010年3月 6日 (土)

タオル

朝夕、犬たちの散歩は欠かせない。

 このくらしは『うっふ』(ラブラドール イエロー・♂)が家にやってきた13年ほど前からずっと続いています。それはどのような天気であろうとも守ってきたことです。

 これだけ続くと、私は持病の腰痛が治っただけではなく、天気だって読める能力がつきました。雨が上がるからもう少し待とうとか、出るのは風がおさまった今だ!とかです。

 今朝は、雨が本降りになる前にと家を出ました。

 散歩の天気を見ることができる私ですから、雨具などは「要らない」といったら要りません。

 ところが、いつもの散歩道、我が家の林道に入った途端、雨になりました。2頭が用足しするのをスコップでキャッチし土に埋め、やっと薪置き場の屋根の下につき雨宿りしましたが、上がりそうにないのであきらめて家に帰った。

 私が「ただいま~」すると家内がすっ飛んできて「はい、お父さんタオル!」「ありがとう」にっこり顔をあげると、犬用バスタオル「うっふとシェリーふいてやって」「えー・・・・?」わが目と耳を疑った。

 しばらくして、大笑いしながら私にフェイスタオル。「ええよ、帽子かぶってたし・・・・」そう言って、濡れたズボンとトレーナーを薪ストーブの前に干した。

P1010888

 うっふは、少し小降りになったからか、玄関から犬走りに出て雨を眺めていた。

P1010891

 私と犬、立場の戦いがあったとすれば、すでに私のコーナーからタオルは投げられていたようです。  

 ジャン・ジャン

| | コメント (0)

2010年3月 5日 (金)

キブシ

 キブシの花がもうすぐ咲きます。

P1010885

 昨夜の激しい雨は上がり、その雫がまだ残るあたたかな朝になりました。散歩道のそばのキブシをみたら、もう花の房が垂れ下がっています。

 今となっては、冬の寒さに凍り付いていた枝が嘘みたいです。

P1000994

 このまま暖かくなるのかと思ったら、明日からは寒さが戻るようです。 

キブシは、春の雪や寒さの中で毎年花を咲かせまます。

| | コメント (0)

2010年3月 4日 (木)

イワタバコ

 イワタバコのことを私たちは『岩チシャ』とか『山チシャ』と呼んでいます。

 岩場に生える野菜のようなものなのです。つまり食べます。そうはいっても、少しだけ自分の山からいただいて、他のものと一緒にてんぷらなどにしています。秋の終わりに霜が降りしばらくして枯れてしまいます。

P1010881

 昨日、山に入りましたら、緑色の宝石のように小さな芽が出ていました。このしわが伸び葉を広げるようになると、山菜が沢山出始める季節です。この先にやってくる春を教えてくれるのがこの新芽です。

 そして、盆がやってきたことを教えてくれるのもこのイワタバコの花です。

Img_7432

 このように、草木など自然はさまざまな姿を見せて季節を教えてくれるのです。でも、ここでくらす最高の贅沢は、冬のイワタバコのように姿がないことで季節を感じることだと私は思っています。

| | コメント (0)

2010年3月 3日 (水)

ひな祭り色

 雛人形を飾ろうと朝から押入れの中をさがしたが見つからず、あきらめて勤めに出た。

 午後、仕事で町に出たときひな祭りケーキを買おうかと思ったけど、どこにも立ち寄らず返ってきた。

 夕方、畑へ行ってにんじんを引いてくるように言われた。夕ご飯はそれらを使ったちらし寿司でした。家内によると、ひな祭り色のちらし寿司だそうです。

P1010882

 雛人形が見つからず飾れなかった話をすると、「もう床の間に出した」とかえってきた。部屋に行くと、私が出しっぱなしにしていた押入れの中身は片付けられており、陶器と紙粘土の雛人形が並べて飾ってあった。

P1010883

 左は、私が買ったもの。どこでだったかは忘れたけど、どうしようか思案したことは覚えている。

 右側は、家内の手作り。ネズミのお雛様でいつ見てもほっとする。今夜のちらし寿司と同じ、ひな祭り色をしている。

 

| | コメント (2)

2010年3月 2日 (火)

ムササビの菜園

雨上がりの散歩は、何かいいものが落ちてないかと地面ばかりを見ています。

P1010840

ムササビの巣箱の下で見つけました。

昨夜は、時折ザーッと雨脚が速くなったりしたので、秘密基地から見ると谷も水も多いし、音も大きいようです。

P1010852

 目の前の巣箱を見るとムササビが雨上がりの朝を楽しむように頭を出してこちらを見ています。

P1010850_2

(この写真だけはクリックしていただくと大きな画像になります・・・。かわいいよ~)

雨が強く降る夜は、巣箱近くの木葉を食べて過ごすのでしょうか。

ムササビにとって巣箱の周りの木は、家庭菜園かな。

| | コメント (0)

2010年3月 1日 (月)

少しだけ

ウドを何年も畑で収穫しています。

 おじいちゃん(父)が山から掘ってきたウドを、山かげの畑に植えてくれています。春早い時期に枠で囲って、籾殻を入れておくと芽が伸びたとき、白く柔らかな長い軸になります。

 去年ウドが枯れたとき、籾殻を取り除きました。

Img_7824

そして昨日、枠を補強し籾殻を敷き詰めました。

P1010826

うまくいけば5月の初め頃にはウドが籾殻から葉を出します。

 ウドは軸を食べるだけの人が多いのですが、我が家では新芽が伸びて広がり、葉がしっかりしたときそれをてんぷらにして食べています。そうするといつまでもウドを楽しむことができます。

 ここでの暮らしは、いっぱい摘むことより、身の周りから少しだけ頂き、楽しむことが大切です。

 

| | コメント (0)

« 2010年2月 | トップページ | 2010年4月 »