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2010年6月 3日 (木)

最初の幸せ

 御坊のおばあちゃん(母)の命が今日か明日かという4月末、家族でおばあちゃんが生まれ育った、龍神村殿原のモロジマへその時のための水を汲みにいった。

 日高川の支流である丹生ノ川に架かる橋を渡ってすぐの集落に一軒の家があり、そこから今はだれも住んでいない、モロジマはそう遠くはないのですが、歩かなくてはなりません。

 竹藪を過ぎると、杉の植林の中に田んぼの跡や屋敷跡があり、人が暮らしていたのが嘘のように静かな場所です。岩と呼んでよいほどの大きな石がいくつかあり、さらに進むと岩井谷という谷があります。谷に下りてみると本当にきれいな流れです。

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 娘がその流れの中に入り水を汲むことになりましたが足元が滑りそうで、裸足で挑戦です。それでも何とかビンいっぱいいただくことができました。

P1020448

 岩と大きな石の間を流れるきれいな水を見ていると、おばあちゃんの最初の幸せはここに生まれた事だろうと勝手に思った。

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 不謹慎かと迷いながらの水汲みでしたが、みんなで木漏れ日の下に立ちおばあちゃんも見たであろうケヤキを眺めた後、言葉にはしなかったけど来て良かったと満足しモロジマから帰った。

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