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2010年7月

2010年7月29日 (木)

受け入れる力

 しばらくブログを書いていませんでしたがその間に、旧大塔村の小学6年生のキャンプ、龍神村の小学5年生のキャンプに依頼を受けて行ってきました。

 私にとっては、このような年代の人たちと接する機会は少ないので、うれしくてうれしくてたまりません。

 キャンプの日がやってくるまで、それぞれの野営地に何度か行き、取材をしたり資料を集めたりして、大塔ではキャンプファイヤーをどのように進めるか思案し、龍神では自然からの発見の楽しさをどう伝えるかを何度も練り直した。

 終わってみて感じたことは、彼らは受け入れる力をいっぱい持っていると言うことです。じつは、このことはいつも思うことなので、彼らの感性に負けないようにしようと、事前準備をするわけです。が、今回もやはり彼らには勝てませんでした。

 今日は久しぶりの雨なので、山の秘密基地にそれも久しぶりに行ってみた。

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 ロフトに作ったテラスの軒下に、スズメバチが巣を作っていたし、蛇がこのようなところで脱皮したあともあり、屋根ではカジカが雨をしのいでいた。

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 自然の移り変わりを知ることは楽しいのです。それと同じように、何でも受け入れる感性を持った人たちに接する時間はありがたいです。

 明日は、木の勉強をしに大阪へ行きます。

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2010年7月22日 (木)

犬達の夏

久しぶりに犬達と散歩に行きました。

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 朝は、涼しいのでアブも動き始めておらずゆっくり、ゆっくり歩くことができます。もう13歳になる、うっふもシェリーも若い頃のように、走りまわったり、脱走して一時間ほど帰らないようなことはもうありません。

 その年並みですか、朝の涼しい時間を楽しむようにゆっくりとした動きで草の中の臭いをかいでいます。時々その中に刺激臭があったりしても、「思いっきりくしゃみしたら、腰に響くんよう・・・」みたいな、くしゃみをします。

 目の前に、キジが現れても、吠えも追いかけもしません。鳥にしても鹿にしても、適当に距離を置く近所の知り合いみたいな関係です。犬嫌いが家に来たときの方がずっと積極的です。

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 桂の木のそばを通ると、もうあの香ばしい香りがするのですが、それよりも夏なのに涼しい姿に励まされます。この季節だけここに犬小屋を移してやりたいほどです。

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 それでもやっぱり、家がよいのか「さあ帰ろうか」と声をかけると、振り向いてすたすたと家のほうに向います。

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2010年7月18日 (日)

自然と命を思う日

梅雨が上がった!?

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雨が降っている間は、この雨が上がったら、あれもしよう、これもしておかなくては・・・・いっぱい宿題を抱えていた。いざ雨が上がると、暑いし体は一つ、ふらふらになりながら、ハウスのそばの空き地に畝を作りマルチをはった。

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 そして、休耕田の草を刈って、お灸をすえるみたいに籾殻でくん炭を作るための火をつけた。

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 夕方、おじいちゃんもおばあちゃんも、家内も、みんな梅雨明けのお日様で真っ赤な顔になっていた。働いてふらふらになっても、みんながこうして元気なことはありがたいことだと父は言う。

 昭和28年の今日は、我が家が日高川の濁流に打ちのめされた水害の日です。

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2010年7月16日 (金)

思い通りには

 家内は実家、娘は旅行、息子と両親でお留守番です。

 午前中は天気も良かったのに、午後は夕立のような雨が仕事の邪魔をするように降っては止むことを繰り返した。夕方までなすびの生長を見たくて仕方なかったのに我慢していた父とデイサービスから帰った母を誘って畑に行った。満足度をあげておくと、気持ちが安定するからです。

 その帰り道、田んぼの様子を見に行く息子とすれ違ったとき、夜みんなでアイスを食べようと、たまや(宮代のコンビニ)に寄って帰り、冷凍庫に隠した。ちょっとしたもので、びっくりさせようと思ったのです。

 息子は田んぼから帰るとすぐに、夕ご飯の用意をはじめた。見るとそのアイスをかじっていた。

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 「えっ、何でばれたん?奥に隠してたのに」、にやっと笑った息子は、ゴミ箱の上を指さした。

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 『頭かくして尻かくさず』状態でした。

 しばらくしたら「お父さん・・・・」とさみしそうにおばあちゃんが声をかけてきた。「ほうとくないんじゃよ(不安だ)」と言う。話を聞いてみると、土砂災害のニュースをテレビで見て、自分もそうなるのではと急に心細くなったようです。

 「じゃ、仏壇に線香でも立つかい?」と提案したら頷いた。手を合わせお参りしたので、お供え物のせんべいをあげた。その場で封を切り美味しそうにいただいた。食べ終わるとまた仏壇に手を合わせていた。その後はまた「きずかいなかろうか?(心配ないかなあ)」とつぶやきながら食卓についた。

 おばあちゃん達が昭和の水害に遭った7月18日はもうすぐやってくる。

 落ち着いて眠れる夜になってくれればよいのですが

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2010年7月12日 (月)

ゴーヤのてー

 『ゴーヤ茶を作る』と娘は宣言してポットで育てた苗を畑に植えた。南瓜は、マルチをかけた畑に植えておけば、つるが空き地を探して地面を這い回ってくれるけどゴーヤはそうはいかない。

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おじいちゃんが見たらきっと「てーをせにゃーあくもんか」(てーをしなくてはだめだ)と言うに違いない。見かねて今日は「てー」(つるが巻きつくための柵)をした。

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杭を打ち、横木を取り付け、苗の根元から斜めに案内棒を伸ばすだけの作業です。

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 うまくつるが巻きつき、梅雨明けのお日様を浴びてどんどん成長すれば、ゴーヤはきっと案内棒から下に垂れ下がるはず。それを一番に採って、沖縄の親戚が送ってくれたランチョンミートを使ってゴーヤチャンプルを作ろう。

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 出来上がったゴーヤチャンプルをパンにはさんでゴーヤバーガーにしてこの「てー」の下で食べるのだ。龍神の6人と、西宮の2人と・・・・種くれた人に・・・・。

 そのようなことを考えながら、私は日が暮れるまでゴーヤの「てー」をした。

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2010年7月11日 (日)

ピーマン畑

 3年ほど休耕していた田んぼをよみがえらせるのは大変な作業でしたが、息子は見事に田にし、一部の4アールでピーマン栽培を始めています。

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 できるだけ農薬や化学肥料を使わず、除草剤に限っては一切使わない栽培です。それを宣言するように、畑にはそのような管理をしている圃場であることを表示をしています。

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 畝を作り、マルチを張り、苗を植えつける。

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 背丈ほどの草に覆われていた田は今、ピーマン畑としての出荷時期を迎えました。

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 風が吹けば風に、雨が降れば雨に、日が照れば日に、虫がつけば虫に、自然の現象に、はらはらし続けることは、本当の意味で美味しいピーマンを出荷することにつながるし、なにより人生を豊かにするものだと信じます。

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2010年7月10日 (土)

 夕ご飯のとき、おばあちゃんの手にあまり泥がついているので写真を撮ろうとしたら、「洗って泥を落としてもらったあと、また南瓜畑に行ったんよ」そのような話をしながら、みんなが手を出してきた。

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 この5つの手の中におばあちゃんの手があり、夕方までおばあちゃんと一緒に草を引いた手があり、夕方畑から帰ったおばあちゃんの手を洗ってあげた手があり、離れからやってくるおばあちゃんに手をかした手があり、おばあちゃんが食卓に着くとき椅子を直してあげた手がある。

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 手は何も話さないけど、気持ちを伝えることはできる。

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2010年7月 9日 (金)

ほっと

 我が家の田んぼで一番広いのは柳田です。1反2畝(12アール)の田でしたが、さお屋(稲を干すためのさおを入れておく小屋)と最近市道が通ったのでその道路敷の分を引くと、1反ちょうどです。

 まだまだ田んぼに水もたまっていない5月半ば『北のけーやん』と奥さんの『千代子さん』が苗とりしていたので、のぞきに行った。『北の』とつくのは、北と言う屋号です。きっと薬師堂の北側に家があるからでしょう。

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 80歳をとうに過ぎた二人は、毎年苗代で苗をとり、手で2反ほどの田植えをしている。

 「このごろ、左手が思うように動かんねだ」と、けーやんは話しながら右手で苗代から抜き取った早苗を左手に持ちかえる。

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 二人にとっては、別に当たり前のことで、動くほうの手を使えばよい。だから千代子さんは両手でごそごそ・じゃぶじゃぶと苗とりをする。

 そして、苗は余るから柳田の田植え準備さえしたら、放っておけ、植えてやる。と私に言ってくれる。

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 ぱしぱしと思ったことを言うけーやんと、おっとり話す千代子さん。まったく違う個性を持っているようですが、陽気な二人を見ていると、時々夫婦という一つの命を持った塊(かたまり)に思えるときがある。

 田植機を使った我が家の田植えが終わったとき、挨拶に行ったら「えーやん(私の愛称)、もう、秋まで来いでもええよ」と言う。秋まで水の管理をしてやろうと毎年そう言ってくれているのです。

 私のほうは、今年もまた『ほっとする時間をいただきに』柳田より、北のけーやんの家のほうへ何度も遊びに行かせてもらうことになる。

 

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2010年7月 8日 (木)

南瓜

 周りの田んぼは二回目の草刈りが終わったところが大半ですが我が家は田植えから一度もしていません。

 先日ポットに播いた南瓜が芽を出したので、定植しようとしましたが畑の準備ができないので、田んぼ周辺へ植えることにしました。

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 空いた場所をぐさぐさっと掘り、やっと二葉になった苗ですが根はちゃんと土を包んでいるので、プルンとポットから取り出し、掘った穴に投げ込みます。

 それに、今度草を刈った時、間違って切ってしまうともったいないので、囲うように藁を敷きました。

 きっと、気がつかない間に大きくなって秋には、冬用の南瓜がいっぱいできるでしょう。

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2010年7月 3日 (土)

雨の夜だけでも

 車庫に車を入れ、家にあがろうとして道路の向かいに『下手くそに飛ぶツバメ』を見た。ツバメと呼ぶにはふさわしくない『もっさり』とした飛び方です。

 もしやと車庫の梁を見たら「やっぱり」今日が巣立ちの日だったようです。2羽が残り、飛ぼうか飛ぶまいか思案しているようでした。でもその後は巣にみんなおりました。

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 卵から孵ってすぐは、人間が手をたたいただけで「ピーチクチク」て鳴いて餌を待ってたやつらが、いつの間にか餌を運んでくる親にだけ鳴くようになり、ました。

 そうそう、巣から見えているのはくちばしだけだったのに、今は全員が入れないくらい巣は小さくなった。

 孵化したツバメは全員無事に巣立ちのときを迎えた。今夜はひどい雨ですが、もう子育てのすんだ親も、親離れした子も車庫の梁には帰ってきていません。

 雨の夜だけでも、ゆっくり休みに来ればよいのに

 

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