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2010年11月

2010年11月28日 (日)

楽しんでおります

久しくブログを休んでましたが、元気に過ごしておりました。

本宮で開催中の素描は画家の牛尾武さん、文章は高山寺住職の曽我部大剛さんの『残響の熊野』を観に行き、合間には田んぼや山に入っていました。

翔龍祭では開会のインタープリテションをし、Cid_0f4f15e6a17d4cce835c9dc2fdc7d8e

スイスの音楽に聞き入り

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参加し

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楽しみました。

田んぼは来春の稲やピーマンの準備、山は正月用のウラジロの収穫です。そろそろポン酢作りの季節になったので今日の午後は柚子の収穫をしました。

夜明けから夜は10時くらいまで毎日ずっと作業があり充実した日々を過ごしておりました。

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だからと言って、忙しいわけではなく、山に入っても、田に立っても、お茶やおやつを持参で、のんびりと過ごしておりました。

そうそう、男の料理教室では、巻き寿司を作りをし、巻き寿司なのかちらし寿司なのか理解できないような、『一応巻き寿司』も作りました。そして「おいしい、おいしい」と食べました。

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けっこう楽しい日々を過ごしております。

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2010年11月18日 (木)

余暇を楽しむ

少しでも余裕があると、桂の葉が地面に散らばり香ばしい空気がいっぱいの秘密基地に向っています。

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その香りの中に浸るためではなく、ウラジロの収穫に行くのです。秘密基地から登った山に自生しているウラジロを正月用の飾りとして出荷するのです。

随分日が短くなり、夕方5時を過ぎると暗くなるので急いで帰らなければなりません。夜の間にサイズ分けをし一定の枚数に揃え箱につめます。

今日は、日暮れからたまねぎを植える準備に畑を起こしに行きました。月明かりの下で作物を植えるために土を起こすのは、特別感動的でした。

ここでの暮らしは、余暇と余暇をつないだようなもので、それらをつなぎとめているのが、例えば桂の香りだったり、月明かりだったりするのです

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2010年11月17日 (水)

桧皮葺 ものの見方

先週土曜日本宮大社社殿の屋根葺き替えを見学に行った。

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おはらいをして頂き、本宮大社の歴史、建造物について、保存修理の概要。私のように何の知識もない者でも興味を引かれる話が続いた。

見学が始まると、参詣の人たちが手を合わす社殿の中に入っていることが心苦しかったが、社殿の説明を訊くに従い興味がそちらに移ると、それも気にならなくなった。

保存修繕中なのは、証誠殿(しょうじょうでん)作業用にパイプが組まれ、屋根のひさしの高さに設けられた足場に沿って見学します。間近でみる桧皮葺の屋根は表現できないくらい、重くてきれいでした。

桧皮葺職人さんにも話を訊いたが、屋根を伝統技術で仕上げる苦労がわかる気がした。

社殿には社殿の見方がある。それぞれのものには、その見方があり、その見方を教わることは大変貴重なことです。ものの見方を教わることに億劫になってはならない。今回は本当に良い経験をさせて頂いたと思う。

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2010年11月14日 (日)

関西実業団駅伝

もう何年この駅伝へ交通指導員として沿道に立ってきたことだろう。

今日も、朝から道路端に立った。そこを自転車で横切る高校生は南部高校龍神分校の生徒達。「ちょっとちょっと、君は誰だった?」すると名乗ってくれる。どこかで見かけたことがあると思ったら、さまざまな地域の行事で顔を合わす生徒さんです。

彼らにはそれぞれ与えられた仕事がある。その仕事をいかに楽しく、しかも効果的に成し遂げるか。その態度には頭が下がる。

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交通規制にかかる通行車両に協力を呼びかける看板を見せるのが彼らの仕事ですが目立つし、実に楽しそうです。それに通過するドライバーもその気になる。

三十数年前、私もこのような高校生でした。

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犬達の活躍

今朝、秘密基地の桂が葉を落とし始めたので眺めていたらうっふとシェリーが走り出した。

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怪我した鹿を見つけて追い始めたのです。

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三の又の鹿は谷の水溜りに体を倒し動けなくなった。

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最近は寒がりになり、それでも人間大好きですから、私達がシキミを出荷用に束ねる横で毛布に包まっているあのうっふが頑張って鹿を追ったのです。

犬達を無理に連れ帰り、猟師さんに連絡して後はお願いした。

今夜、うっふもシェリーも何もなかったように眠っています。

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2010年11月11日 (木)

麦蒔き

11月11日霜が降りた。多分初霜だと思う。

先日から何度も耕運機で土を砕いていた『長通り』(田んぼの名)に麦の種を蒔いた。

去年は鹿の被害で一粒も収穫できなかったのですが、この間、おさやんが今年の種にとオマセ小麦を1升届けてくれた。肥料は、鶏糞と油粕と米ぬか入り薫炭です。

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一回目はこのような状態

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二回目で少し土が細かくなる。

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四回目、これで麦を蒔きます。

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麦を手に持ち、歩きながら少しずつ真下にできた溝に落としてゆく、足を前に出すとき土で溝を埋めるようにすると、歩きながら筋状に種を蒔くことができるのです。

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麦蒔き完了。

後は様子を見ながら、鹿とカモシカとウサギに荒らされないように対策してゆきます。今回こそ全滅は避けたいです。.

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2010年11月 9日 (火)

田の由来

 私の曽祖父が田んぼを開いているときに亡くなった話は何となく聞いていた。

 先週土曜日、私が麦を蒔く準備をしている田の上で、息子が藁切りをし、P1040143

 下の田では、おじいちゃん(父)が家庭菜園の片付けをしていた。

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 秋の日に、三世代それぞれが土をいじる・・・・。我ながら良い光景だと思う。

 午後、父と休むとき畦に座って曽祖父のことを訊いてみた。父も話に聞いただけらしいが「田を造るため石を積んでいるときアツゲ(熱中症)を起こして死んだ」らしい。

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 それが我が家で、『谷辺の小田』と総称で呼んでいる4枚で3畝の田です。それぞれに名がなかったので、私が受け継いでから、水取り、黒酢、穴、ごん田と名付けた。どの田も急な道から農業機械を苦労して入れる効率の悪い小さな田です。父から田の由来を訊き、その中で一番小さな『ごん田』を曽祖父の名をとって『菊蔵』とすることにした。

 我が家の田はどれも、小さな棚田ですがそれぞれの時代を生きた人たちが命を削って残してくれたもの。この田で働くことは励みになるし、生きる意味を教えてくれることになるかもしれない。

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2010年11月 8日 (月)

田を守る

収穫の終わった田んぼに猪が入り始めました。

大きな猪は電気柵から入ってこないのですが、地面と柵のちょっとした隙間を通る小さな猪が犯人です。棚田の狭い田の縁を掘ってミミズを食べますが、昨日は違っていました。

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道路から下の田に続く急斜面に育っているぜんまいの根を掘り始めたのです。このままでは、田んぼも道路も大変なことになる。それで急に、隙間をカバーする作業に取り掛かった。

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長さ2メートルの板15枚、杭を30本。地形に合わせて杭を打ち、板を止める。電気柵の線の高さ調整をしながらですから、作業は日暮れぎりぎりまでかかった。これで猪が道路下の斜面を台無しにしてしまうことはとりあえずまぬがれた。

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きっとこのままではおさまらない、それでも、それでも、負けないで稲が育つ田を守っていこうと思う。

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2010年11月 6日 (土)

山並みに山影

 私の家には、『西の岡』に17枚で2反(20アール)と『東光寺』の薬師堂の下で1枚1反の田んぼがあります。それとは別に『津本』で休耕していた田を今年から借りて稲やピーマンを作り始めました。そこは15~16枚で3反。全部あわせて三十数枚で6反の棚田を耕作していることになります。

 秋の収穫が終わり、藁切りし、田んぼに拡げそこに油粕、米ぬかを混ぜたくん炭(くんたん)、BMようりんを撒き耕運機で土に混ぜてゆきます。それが次の稲作の肥料全部です。

 一昨日から順に田起こしをはじめました。畦や周辺の草は息子がきれいに刈っています。田起こしが全部済めば、来年の田んぼの準備が終わるわけです。それは同時に正月を迎える準備が整ったことになるのです。

 このあたりでは皆そうします。収穫の終わった田んぼをきれいに整えるのは何よりも田畑の恵みに感謝する現われのひとつだと思う。

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 夕方、西の岡の裏山に日が沈み始め、東光寺の山にその影が映し出されました。棚田の一番うえ、山際の『丸田』からそれを眺め、田畑の恵みを支える山並みに気付いたのでした。

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2010年11月 3日 (水)

美しいものと不思議なもの

調査の依頼を受けて息子と標高1000m近い山へかよっています。

そこはもう紅葉が進み、光の加減でまぶしいくらいに輝き、圧倒されることがあります。

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そのような山の中を調査票と地図を片手に、山を登ったり降りたり、時には足のすくむような崖っぷちに立ったりするのです。立ち止まると寒いので動きっぱなしです。

時々足を止めるのはやっぱり美しいものに出会ったときです。

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普段は見過ごしてしまう、色づいた葉っぱも、目が合うというか『美しい』と感じるときがある。よくみたら葉っぱの中に景色があったりする

これから冬を迎えるというのにみずみずしいものに出会ってうれしくなることもある。

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木にできた小さな水溜りの中に、魚が潜んでいそうで、沈んだ葉っぱをめくってみたりする。「そんなもの居るものか」と誰が言えよう。この池にはそれを必要とする命がいっぱいいるに違いない。

目を見張る紅葉の中に入ってみると、美しいものと、不思議なものがいっぱいある。

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2010年11月 2日 (火)

うっふの日向ぼっこ

朝、段々涼しさより寒さを感じるようになりました。

家のひさしにロープを張ってそのロープに滑車をつけ、滑車に登山用のフックを吊り下げています。それにリードをつけて、うっふはつながれています。

玄関前の犬走りは文字通り、犬(うっふ)が走っています。そのうっふも年のせいか、日中でも玄関で丸くなって寝ていることが多くなりました。

最近寒がりになったうっふも朝のお日様は格別らしく、のそのそと出てきて、犬走りの端っこへ。いっぱいにリードを引っ張って、引っ張って逆さまにお座りすると

お尻がお日様にとどきます。

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うま~くバランスをとると顔も温かい。

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ちょこっと 変なタイミングで背中をホコホコ暖かくすることもできる。

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伊達に13年もここで日向ぼっこしているわけではないのです。

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2010年11月 1日 (月)

登美屋の仕事

今は、すっかり大きくなった我が家の子供達が小学生の頃「お父さんの仕事って何してるん」作文に困ってよく訊かれました。

多分今も、勤め先での仕事内容も、『登美屋』の仕事内容もよくはわかっていないと思います。わかっているのは家での様子だけで、それも田畑、山、家事での行動は不可解なものだと感じていることでしょう。

先日、朝日放送かな?取材に来てくれまして、紹介してくれるようになりました。多分放送は関西だけだと思いますが、これで、『登美屋』の活動の一部がわかって頂けると思いますので、ごらんください。

http://asahi.co.jp/kokoiro/backnumber.html#jumpWednesday

今日から11月5日までココイロという番組で数分間ですが龍神村を紹介してくれます。そのうちの11月3日が登美屋の仕事です。

特にお父さんの作文で苦労した我が家の子供達や、「『え~さん』て何してるん」とお考えの友人には見ていただきたいです。『登美屋』と名乗ってしている私の仕事はテレビ的にはこのような内容だとご理解ください。

私は恥ずかしいので見ません。

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