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2011年1月

2011年1月31日 (月)

キリンのケーキ

「どんなケーキがいい?」

「そうやなあ、キリンのケーキかな」

笑って、訊いた人は良い、

冗談で、応えた人も良い、

のりで、ケーキ屋さんに注文した人も良い。

引き取りに行った者はたまらない。

対応してくれたケーキ屋の店員さん

「ご注文の確認を・・・・」

箱からケーキが引き出され

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「この『キリンのケーキ』でよろしいですか?」

さっと他の店員さんの視線がこちらに向いた。

私は小さな声で

「はい」

さらに小さな声で

「早く仕舞って」

「ロウソクはこれでよろしいですか?」

「はい」

また視線が集まる。

土まみれの長靴を履いたおっさんが軽トラに籾殻(もみがら)を積んでキリンのお誕生日ケーキを引取りに来て、20数歳分のロウソクを受け取る。

随分恥ずかしかったけど、夜になり家族でキリンのケーキを囲むのは楽しかった。

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2011年1月30日 (日)

たまねぎ畑に

秋の終わり、たまねぎ苗を植えた畑では芽が元気に伸びていたのに何者かが葉先を食べてしまいました。

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300本のうち半数がこのような状態です。

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これから先、隣に続く麦畑も心配です。急いで電気柵を引く作業を始めたのは3時過ぎ、杭を立て線を通しました。日暮れまでにと慌ててした作業です。少し心配しながら電気が流れているかテストしました。

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テスターの赤いランプが6つ点いたのでばっちりです。

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気温も下がった夕方の雪はすぐに畑を白く変えました。

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2011年1月29日 (土)

我家の雪かき道具

龍神の雪はそれほど積もるわけではないのですが、今年は雪の日が多い。

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朝、目を覚まし雪が降っているのを確認すると最初の仕事は離れまでの雪をほうきで掃くことです。そのとき新しい雪を踏まないようにします。踏むと掃いても足型にへばり付いた雪は残るからです。その作業は一度では終わらず何度も繰り返します。そうしておかないと、おじいちゃんが離れから出てきて雪かきを始めたとき危ないからです。おばあちゃんがいつ出てくるかもしれないからです。

昼、スコップで物干しの雪を集めて排水口の近くに集めます。離れの日陰はいつまでも雪が解けないからです。

夕方、離れのコンクリートに薄く溜まった雪解け水をゴムブレードで取り除きます。水が残るときは雑巾を使ってふき取ります。夜になってコンクリート表面が凍ったら転ぶ危険があるからです。

雪が降ると高齢の家族がいる家は大概このようなことをしていると思う。我家の雪かき道具は、ほうき、スコップ、ゴムブレードです。

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三種類の道具を駆使して雪かきしたのですが、この冬おじいちゃんは一度転んでいます。両親の行動を抑制することは楽ではないので、とにかく危険がないようにするのが、私達元気な家族のつとめです。

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2011年1月28日 (金)

電波時計

私はソーラー電波腕時計を二つ持っています。

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正確が取り得の電波時計ですが、左は5分遅れ、右は3分進んでいます。

左の黒い方は洗濯機でごろごろ脱水まで大きな音を立てながら洗濯した日から正確に5分遅れるようになりました。

これは大変と以前買ったままだった緑バンドの右の時計を、さがしにさがしてやっと見つけた。引き出しの底にあって完全にストップしておりましたので蛍光灯の下で光を当てたら動き始めました。不思議なことに、3分正確に進んだままです。

進んでいる時計のほうが、私の性格の至らぬところをフォローしてくれるので、今は緑バンドの時計をしています。

よく考えたら、私のくらしに電波で正確に時刻を合わせた時計が必要なわけではない。さらに言い訳するなら、時間に正確な暮らしより、旬に正確なくらしのほうが大切だと思う。

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2011年1月27日 (木)

ワクワク壁画

明け方の雪は、7時前から急に強くなった。

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雪が降るとうれしくなって犬達と散歩に出たのですが、秘密基地で時間も忘れて薪ストーブに火をいれしばらく過ごしました。

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少し遅れて勤めに出ました。午後は町に出る用事ができたので雪を楽しみながらの虎ヶ峰コースを選びました。

グレーダで雪かきしたところに融雪剤がまかれていたのでシャーベット状になった雪道は時々ハンドルをとられます。そんな時、道路のそばの擁壁(ようへき)に付いた雪がさらさらっと落ちるのが見えました。

何気ない一瞬でしたが、「壁画みたいや」それから虎ヶ峰道路を行ったり来たりして、苔が生えたコンクリートの壁に雪が描いた壁画を見つけては写真に撮りながらタイトルをつけました。以下はほんの一例です。

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闘牛

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アフリカ

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キャラバン

そんなことしてましたので、午後の用事には遅れました。でも、この壁画巡りのワクワクは何事にも変えがたいものでした。

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2011年1月26日 (水)

男の料理教室 美味しい料理

「野菜やきのこ、洗ったかい?」

「洗う?」「え~」

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「じゃ、ついでに手も洗おう」素直な人は手も洗う

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「手洗う暇があったらしいたけをきざめ!」頑固な人もいる

私も初めて『えのき茸』も洗うのだと知った。よく訊いたら食材はたいがい洗ってから使うのだそうです。

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そんなこと、レシピのどこに書いてある

知らないけど料理は美味けりゃいいか。

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料理はあく取りが大事やで。

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料理は味やと思う。

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料理は見た目やで。

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そのあたりが問題やなぁ

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賑やかなうちに、筑前煮と鮭のホイル焼 完成

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美味かった。

料理は、「楽しく作って、楽しく食べて、楽しく片付ける」のが一番美味しい。これが正解!!かな?

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2011年1月23日 (日)

絵本を贈る

秋、知り合いの若いご夫婦にかわいい赤ちゃんが生まれた。

お祝いは絵本。イハラハートショップ(旧美山村、椿山ダム近くの本屋さん)で買いました。

我が家の子供達が一番先に出会った本の中から、喜んだと思われる本をイハラで選びました。

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それがこの5冊。30年前の絵本が今も売られています。そのまま贈るのではなく、ちょっと書き添えます。

「ねずみくんのチョッキ」には

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「もうねんね」には

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「はらぺこあおむし」には

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残りの2冊も同じように家内と娘が楽しい「落書き?」をしてくれました。

今夕、田んぼから帰り薪ストーブの部屋に入ったら

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ごろんと横になったおばあちゃんのそばで、おじいちゃんがお祝い用の一冊「あーんあん」を読んでいました。

絵本は世代を超えるんですね

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2011年1月22日 (土)

トラクター

買いました。

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耕す幅は90cmしかありませんが

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棚田の半分はこの機械が入ると思うので、戦力として期待しています。

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2011年1月21日 (金)

肩をたたく

我が家では朝夕のご飯は大概家族が揃って食べる。両親が食後の薬を飲む。その後私はおばあちゃん(母)の肩たたきをします。できるだけ欠かさないように心がけています。

寒くなって、昼間コタツに入って眠ることが多くなった母ですが、枕をせずに横になるものですから、頭が宙に浮いた状態になっており、見てるだけでこちらの肩までこってきます。気付けば枕をしてあげるのですが、いつもそうはしてあげられません。

2ヶ月ほど前、マッサージしてみたらやはり首と肩の境目辺りがカチカチになっておりました。それで始まった肩たたきですが、続けておりますと、少しほぐれてきたようです。

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このような、続けておりますとほぐれる以外にもさまざまなことが起こります。「お前がしつこく肩をたたくから」と自分のトイレの失敗を私のせいにしたこともあります。何でも理由になるものだと感心し、家族で大笑いでした。

54歳になった私の誕生日は特別に夕食の後と、誕生日ケーキを前にして、もう一度肩たたきをしました。家内が「自分の誕生日は母親に感謝しなさい」と、しつこく言うからです。

肩をたたきながら、私を生んだとき産後の肥立が悪くつらかった話を聞かされながら、「ご苦労様でした。でも、生んどいて良かったね」と話しかけたら「まあなっ、ふふふ」と苦笑いしていました。

私を産むときからの母の苦労に比べたら肩たたきくらい・・・・家内の言うとおりです。

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2011年1月20日 (木)

雪と氷の中に

月曜まで降った雪がやみ天気の良い日もあったのですが、庭の片隅に小さな雪だるまがなんとか元気に残っています。

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軒先に移動した、メダカ用の水槽の水も凍ったままです。少しメダカの命を心配しながら氷をみては「がんばれっ」って話しかけています。

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そのような午後、山へ以前工事した現場の様子を見に行きました。目的地までは到達しましたが、そこから先は、それほど深くない雪ですが固まっていてタイヤが前に転がりませんでした。進めない道の先を見ていたら鹿が姿を現しました。

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すぐに、ぴょんと跳ねて道を飛び越え山に消えました。

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雪と氷の中に命が生きています。

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2011年1月19日 (水)

雪が積もると

「ウサギの足跡見た?」「鹿は見たけど・・・・」

散歩道の終点に橋が架かっている。そこに積もった雪の上に、揃えたように大きな足と小さな足の跡があるのを見なかったのかと家内は自慢げに言う。

ちょっと悔しかったけど今朝それを見つけにシェリーと散歩道を入った。

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山から下りてきて橋を渡り、なめこのホダ木を一度飛び越えて、折り返し山に帰ったようです。足跡の上には木に積もった雪や小さな枝が落ちていてくっきりとは見えませんでしたが、ウサギは何となくそのような行動をしたようです。

こんな日は、ムササビが巣箱から顔を出すことが多いのでちょっと下から覗いたら目が合った。

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秘密基地の小さなテラスからだと巣箱が正面に見える。が、いったん小屋に入ってロフトに上がって・・・・面倒くさいので直接梯子をよじ登って写真を撮った。

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私のあまりの騒がしさにムササビは巣箱に隠れた。今度は望遠鏡を取り出して覗いたらまた目が合った。

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姿を見せてくれるもの、見せてくれないものとそれぞれですが、雪が積もると動物達のくらしが何となくわかる。

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2011年1月18日 (火)

贅沢な風呂

夕方風呂用の薪を運んだ。

軽トラの荷台へ多めに二並べ積むと、家の薪置き場がいっぱいになる。

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これ位あれば、今の季節でも3週間近く風呂を沸かすことができます。材は山で間伐したヒノキと杉です。家の山で育った木を燃料にして湯に浸かるのは、本当に贅沢だと思う。

風呂の釜は、石油と薪の兼用ですが石油バーナを使うことはまずありません。風呂に入ると誰かが湯加減を訊いてくれますし、ぬるいときは風呂から「焚いてだ~」って叫びます。これもまた贅沢ですが、薪の追い焚きはなかなか温まりませんので、ポイントは、お願いするタイミングと、くべてもらう薪の本数です。

今晩も月が冴えて寒くなりそうです。

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2011年1月17日 (月)

小さな子供達のおかげで

雪が降った日曜日。普段なら朝寝坊するかストーブ用の薪割りなどをして過ごすところです。朝一番、泊りに来てくれた子供達と、物置からソリを出した。もちろん私の役割は田んぼの中でソリを引っ張るトナカイです。

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引っ張るだけなら楽しくないから、でんぐり返しをしたりする。

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引っ張るほうは、汗をかくほど暖かいけど、ソリに乗って楽ちんな子供達は30分もすると手袋の雪が解け手が痛くなる。長靴に入った雪も解けてじんじんと足が冷たくなる。

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家に帰ると、薪ストーブで手袋を乾かしながら絵本を読む。

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家内も久しぶりのおんぶ。

ちょっと疲れるけど、小さな子供さんのおかげで、雪も薪ストーブも絵本も、大人だけの暮らしでは忘れてしまっていることがいっぱい掘り起こされる。

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2011年1月13日 (木)

鬼餅(ムーチー)

1月11日は旧暦の12月8日でした。

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昨年秋、奥さんが沖縄出身の方の家にかわいい赤ちゃんが生まれた。旧暦の12月8日は沖縄ではムーチーの日だそうで家族の健康を祈って、このもちを食べる。特に、赤ちゃんが始めてこの日を迎える家は、親戚や近所にムーチーを配り「初ムーチー」としてお祝いをするのだそうです。

夕方赤ちゃんを連れ家族でムーチーを届けに来てくれた時に聞いたお話です。

粉を水で練りサンニン(月桃)の葉に包み蒸したもので、これを開くと

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平たくて大きな『ちまき』の感じで、漢方薬の香りがしました。これはとうきびを練りこんだもの。

珍しくありがたいものでしたので、早速、親戚や友人にお福分けをし、皆で赤ちゃんの健康を祈りました。

昨日(12日)は、お薬師さんの餅まきでしたので、家内がいただいて来た御供をその友人の家に届けた。

どこの暮らしも一番の願いは健康ですね。

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2011年1月10日 (月)

龍神の寒さは

龍神の寒さは日照時間の短さから来る。特に我が家のように裏山からのお日様が昼前に現れるところでは、夜明け前の張り詰めた寒さがそれまで続くといってもおかしくない。

それでも雪が降るとうれしくて「雪が積もっている」と、聞くと寝床から飛び起きる。今朝も「うっすらと」と耳にしただけでカメラを持って外に出た。

家から国道を隔てた向かいの田んぼに立って、右から順にシャッターを切った。

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明日はもっと寒い朝になるらしい。早く布団に入って朝を待つことにします。

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2011年1月 6日 (木)

一本の電話から

年末に『すっさん』が来て明かり用にコンセントを付けてくれた。その後、旧大塔村にある天理教の教会長さんが新しい御簾(みす)を届けてくれた。これで何とか祭壇もさまになったようです。

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全てが整った大晦日、春と秋に亡くなった両親のことでお世話になった方々にお礼に出かけた。

きっかけは、11月ごろにいただいた一本の電話『四十九日を過ぎたが失礼した。親が亡くなったからと私とのつながりを終わりにしないでくれ』それは父の友人からのものでした。

元気なときも、病床のときも、頑固で神経質で我がままで、随分手を焼いた父でした。電話をくれた方は、その父が警察犬を目指してシェパードを飼っていたころの犬を通じての友人です。

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訪問する家々、私達のお礼の言葉をさえぎり「よいのだ、よいのだ」といってくれる人たち。

御坊の父や母を理解し、人生を支えてくれた人たちがいたことをあらためて知った年末。御坊の実家に行くこともなく龍神の家で過ごした正月。

私は、一本の電話をきっかけに、これまでの親不孝とさみしさと、表しようのない心細さを思った。

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2011年1月 3日 (月)

初参り

正月二日から墓参りに行くというおじいちゃん(父)を白浜の姉の家に誘った。それは、正月に積もった雪で墓に続く急な坂道を心配する私達には良い作戦だった。

ところが今朝になって「わしは、ひとり歩いてでも行く」と、忘れていなかった。仕方なく、息子と二人でおじいちゃんに付き合うことになった。

墓に続く坂道からは雪は消え、心配した凍結もなかった。

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墓の行くと、年末にお供えした花の根元はかちかちに凍っており、持って行った花をさす事はできなかった。仕方なく、石塔に立てかけた。線香に火をつけ手を合わせる。

おじいちゃんの思いつきに付き合って、仕方なく来た墓参りでした。別に何をお願いするというものではありませんが『これも、良いな』と、初墓参りを済ませたのでした。

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2011年1月 1日 (土)

てぶくろ

正月も、雪の日も犬達の散歩は欠かせません。

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普段はいそがしく帰ってくるのですが、今朝は山の秘密基地で薪ストーブに火を入れてゆっくり過ごしました。

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家に帰り、着替えをしているとき大切な手袋を片方落としたことに気がつきました。また、服を着てさがしに戻りました。

散歩道ですぐに、雪に落ちた手袋を見つけました。そのとき急に絵本の『てぶくろ』を思い出し、手袋の中に物語の動物達がいるような気がして、何べんもその周りを回った。

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今年も楽しい一年になりそうな予感がしました。

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