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2011年4月

2011年4月26日 (火)

枯れているのか、いないのか

「今日は耳掃除の日!」夕ご飯のとき娘がおじいちゃんとおばあちゃんに宣言した。

花冷えの夜でかわいそうだと、薪ストーブに火を入れ二人を招き入れた。「先ずはおばあちゃん」「いっぱいあるなあ」「ああ、きれいになった」

「次はおじいちゃん」。娘は、おじいちゃんのことを『じいじ』と呼んだり『くそじじい』と呼びながら耳掃除をしている。さまざまな呼び方があるもんだと感心して私は聞いていたが、おじいちゃん自身はなんと呼ばれようと、娘の声にはニコニコしているのが不思議だった。

それより不思議だったのが、

「そいじゃ、わしも横になろう・・・」耳掃除してもらっているおじいちゃんのそばに寝転ぶおばあちゃんでした。

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この写真を撮る前、(おじいちゃんが左耳の掃除をしているとき)二人は恥かしげもなくおでこをくっつけていた。

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2011年4月21日 (木)

また増える(今度は人間)

明け方娘からメールが来た。

「これから3人でがんばってくるね」

3人とは娘夫婦と生まれる子供です。

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ちょっと、どきどき 私も、もうすぐ「じいさん」です。

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2011年4月19日 (火)

30年

30年目は何婚式というのか知りませんが、今日は私達の30回目の結婚記念日です。

家内のリクエストで注文しておいた刺身を取りに行きました。「今日は何の日やと思う?」落語に出てくるとぼけたおっさんみたいな質問に魚屋さんは「さーっ」と当たり前の返事。「結婚30周年や」と答えを教えたら「それはおめでとうございます。奥さんによろしく」と言う。できれば「お疲れ様」と言ってほしかったが、のろけに聞こえたのかも知れません。

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富田に住む姉の家には姉の大好きなシューロールを届けて、30年家内がお世話になったご挨拶をし、家に帰って近所に住む叔父にもご挨拶に行った。

父にも母にも30年の話をしたが、父は首をかしげ、母はそんなことより早く食べたいようでした。私達の倍以上をともに過ごしてきた両親にとってはたいしたことではないようです。

ふとテーブルを見ると水引のついた紙袋にパンが入っており、メッセージが添えられていた。

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「あゆんく」から 30 ♡ ☺ 3つのマークのが入った手づくりパンです。

「あゆんく」には3回も今日の日のことを話していたのでした。何でも恥ずかしがらずに人に伝えておけば、ちょっとうれしいこたえもかえってくる。

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2011年4月18日 (月)

忘れてはいけないこと

安川渓谷を通ることが多くなった。

渓谷入り口の休憩所を通ったのが、ちょうど昼時だったので弁当を食べることにした。

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ここしばらく、3度の食事がただただ食物を胃に詰め込むようなものだったと反省しながら、せめて今日はゆっくり食べようと決めた。

ゆっくり食べるだけで、気持ちまでゆったりになり、食べ終わったあともゆっくりすることにした。デッキの一部にできた木陰に座り、本でも読もうと決めた。車に戻りトランクから見つけた一冊の本は、宇江さんの『森のめぐみ』(熊野の四季を生きる)だった。

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偶然目次の中に、先ほど通ってきた山神神社のことを見つけ、ページを開いた。

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さっき、通りすがり山神様にちょっとお参りしたとき、声かけてくれた私より一つ年下だという方の話と同じ内容が書かれていた。(後で分かったことですが、名も知らないのに私に声かけてくれたのは、最近の神社荒らしを疑ってのことだったようです)

気持ちの良い木陰、山神様で出会った人のことを思い出してからは、本の文字を目で追うだけでした。決して本が悪いというわけではなく、近くに生きた熊野の文化があるのに、文字でそれを確認している自分がおかしかったのです。せっかく『この時』と『この場所』に生きながらなんとつまらぬことをしているのだろう。

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私は、忘れてはならないことを隅っこにおいていたようです。

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安川渓谷の春、日ざしも、木陰も、せせらぎも澄んでいます。

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2011年4月 8日 (金)

はなまつり

今日は『はなまつり』と訊き早速 大應寺(だいおうじ)へ向った。

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お寺への石段はひーちゃんが掃き清めていた。

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境内では簡易かまどに飯釜。湯の中にはアマチャヅルが詰まった布袋が入っている。

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檀家やご近所の皆さんが来て、アマチャをいただいていた。

はなまつりは、お釈迦様の誕生日をお祝いするおまつり。お釈迦様の像に甘茶をかけてお参りするのは、お釈迦様が生まれたときアマチャの雨が降ったというのが由来だと、和尚さんが話してくれた。

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お釈迦様の誕生日に、幼い子供さんを連れたお母さんが来たりするとうれしくなる。

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幼子に、今日と言う日を教えながらお参りをしてくれるとますますうれしくなる。

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私は、勤め先のISO更新審査なのにちょっとサボって息抜き。ごめんなさい

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2011年4月 6日 (水)

しばらくは

私はこれまで忙しい日々をすごした事がなかった。

それに私は「忙しい」と言う人に、本当に忙しい人はいないとも思っていました。

ところが、私は今「忙しい」のです。

忙しいという漢字は「心を亡くす」という意味だと教えてくれた人がいました。

「いそがしい」といわずに「せわしい」を使おうとおもいましたが漢字にすると「忙しい」で同じです。

基本的には「忙しいくらし」をやめるようにしなければなりません。

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ゆっくりしたくらしに戻れるように、しばらくは「忙しく」してみようと思っています。

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2011年4月 2日 (土)

お日様に湯たんぽ

山桜が細原(ほそばら)の山で咲き始め、あたたかな日が続いています。

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明日は御坊の両親の一回忌なので、日本に帰ってきた家内の妹を迎えて龍神に戻った。夕方までには時間があったが、お日様が雲に隠れたからと、洗濯物を取り込む家内の足元に・・・・・。

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そう、ステンレスの湯たんぽが置かれていました。

おじいちゃんは天気の良い日にこうして愛用の湯たんぽをお日様に当てます。真夏ならいざ知らず、今の季節でも風は冷たく中の水が温まるどころか冷めてしまうのですが、そのようなことはお構いなし、温めて寒い夜に備えようとしているのです。

本当に湯たんぽが必要な冬に、このような状況に出会ったら、ひそかにストーブやガスコンロで温めて布団に入れてあげたりしたのですが、今日でしたらそのようなことも不要ですのでそのままにしておきました。

おじいちゃんは夕方、満足気に冷たくなった湯たんぽを離れの部屋へ持ち込んでいました。

父に限らず両親は80年余りの経験から、すごい生活の知恵を教えてくれたりする反面、80年余りの疲れから落語のようなお馬鹿さんをしでかす。

私達には、どちらの姿も学ぶところが多い。

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夕方、おじいちゃんが割ってくれた風呂用の薪を家族で木納屋に運びこみ、崩れない方法を教わりながら積み上げた。

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