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2011年6月28日 (火)

覚悟

 日曜の午後、しいたけの乾燥小屋で草刈り機のひもを付けていたら『おさやん』が現れ「勝手に、麦ょう、こなさいてもろうても、よかろうか」(勝手に麦こなしをしてもよいか)という。

梅雨の晴れ間に刈り取って、ビニールハウスに干したままになっていたわが家の麦を、おさやんの家の麦こなしが済んだからついでに、こなしてあげようと言ってくれているのです。

ありがたいけど、「お願いします」だけでは悪いので、「私も一緒に作業します」と、おさやんの軽トラに麦を積み込み、その後ろについて行った。

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 私が生まれ育った家から少し谷を登ったところ、子供のころからなじみのある谷の流れ、そこに架かるのは行ったことのないヨーロッパの村にありそうなアーチ型の橋。

P1050802

 その谷と床柱用磨き丸太の加工場の間で、『おさやんとさとみさん』で麦こなし。二人が作業を始めると、私の出る幕はない。今回もシカに食われ、雨に打たれ、キリキリ(黄色いくちばしの小鳥)の餌にされたけど、こうしていつものように竹馬屋の世話になる。

わが家の麦作りは、このような流れに決まっているのです。

P1050804

 立って見ている私のそばで作業は終わりました。終わるとすぐに、

「今年の秋も麦蒔きしてもよかろうか?」

「今年の秋も麦蒔きょう、してもよかろうか?」

と、竹馬屋の先輩二人に訊いた。2回も訊いたけど返事は無かった。

 多分覚悟は出来ていると思う。

来年も、再来年も、こうして麦こなしをしなければならないことを

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コメント

毎日ブログを開くのに昨日は忙しくて開いていませんでした。おさやん、さとみさん元気そうであんしんしました。英さんが移り変わる故郷の景色を知らせて下さるので嬉しいです。震災前帰省する予定でしたが余震が続くので伸び伸びになりやっと今週末に帰ることになりました。今回も敬老ツアーで一世紀近く生き抜いてる母を始め叔母巡りです。私の天敵蛙の声で眠れないのが心配ですが景色が楽しみです

投稿: おさやんのいもうと | 2011年6月29日 (水) 20時07分

いつも、ブログをみて頂きありがとうございます。田ごしらえの間は余裕がなくて失礼しました。最近は、少しの夜更かしや、朝寝坊も出来るようになりましたので、更新も出来るようになりました。

 蛙が苦手なのはうちの家内と同じです。昨夜も「きゃー」「来てきて・・・」台所で若い娘のようなこえで私を呼ぶので、飛んで行きましたら小さなアマガエルがいただけでした。蛙をつまんで庭に出しましたが、お礼の言葉はありませんでした。

龍神へ帰られたら 蛙の鳴き声に耳を傾け、お母さんの娘に戻ってお過ごしください。

竹馬屋の噴水の池も、大きなもぐち(門口?)も無くなりました。でも谷の周りも、おさやん夫婦もあの頃のままで、近くで過ごす私でさえ出会うのが楽しみです。

気をつけてお越しください。

投稿: えい | 2011年6月30日 (木) 07時57分

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