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2011年7月 1日 (金)

絆(きずな)

田の名の募集に応募は1件でした。早速採用 「絆」というもので、その名にぴったりの田んぼがありました。

P1050853

10数段の棚田の下から3番目は、余った水が溝に流れ出る田です。その田に『絆』と名をつけました。

谷から頂く水は、3本のホースを使って上から順に入れ、一枚の田に水が満杯になると溢れる水は、「落とし口」から次の下の田に落ちます。その繰り返しの最終がこの田です。

P1050852

夕方、田んぼに残った水の量をみて、水を入れ始め、朝見回りに行った時、この田から水があふれないように、しかも上から下までうまく水が溜まるようにバルブ調整を思案します。

その願いが達成することはめったにありません。

ちょっとしたことで、数箇所ある大雨用の排水口から水があふれていたり、カニが田に穴をあけていたり、モグラがいたずらしたり。。。。逆にいっぱい水が溢れていたりするのです。

P1050839

大きな自然のサイクルは、バランスがうまく出来ているように思いますが、人の作ったものには気遣いがないとなかなか難しいものです。

でも、気遣い過ぎると疲れるので、バルブや落とし口の調整をしたり、全体の様子を見まわったりすることを楽しみの一つとして続けます。

家庭も、仕事も、社会も同じようなものです。この棚田でそれが実感でき、つらい時にちょっと気持ちを切り替えられる良い名だと思っています。

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