« 初霜 | トップページ | 深秋 »

2011年11月23日 (水)

前ノ川

 前ノ川は日置川の支流のひとつ。20年ほど前から勤め先の仕事の関係で川沿いに山へ入ることが稀にある。

 昨日もそのような好運に恵まれた。用を済ませ、車を止め、ドアを開けた瞬間、せせらぎとは言えない響きが流れ込んできた。龍神の山の中にくらしていても、この響きを感じることはない。

 ドアを閉めると、水は澄み、穏やか川になる。この差を思いながら、窓の外の流れを見ていた。

P1060587

 何気ない景色の一部です。しかし、最近この川の流れような、ちょっとした風景が、一枚の画に見えることがあります。この、今までになかった感覚を、不思議に思った。

 もう一度ドアを開け音が流れ込んだ時、このような「景色の見方」を教えてくれたのは「あの人?」と思い当たる。「いやいや、そんなはずはない」またドアを閉める。

もう一度ドアを開け、車から降り、あふれる音の中に立った。私は、恵まれ幸せに暮らしていると思った。

|

« 初霜 | トップページ | 深秋 »

ひとり言」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 初霜 | トップページ | 深秋 »