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2012年8月

2012年8月21日 (火)

うれしい夕方

 田んぼにサルが入った。

 日曜日の夕方、西の岡の丸田で草刈りをしていて、四枚の棚田のいたるところで稲が倒れているのを見つけたのです。もうサルの姿も気配もなかった。とし君に聞くと、大きな群れらしく、もう、裏の辻を越えて立花川の方へ行っているから、しばらく来ないだろう。と、言う。それでも、息子と二人、日暮れまで進入口と思われるところの電気柵を補強した。

 そして、昨日(月曜)の夕方、草を刈ったばかりの畦にサルが座っているのを見て近づくと、すごい数のサルが散らばり周辺の山へ飛び込んで行った。また、やって来たのです。8月の初めに穂を出した早生種。動物の被害にあわないうちに収穫しようと考え、選んだ品種ですが無駄でした。

 今年はもう打つ手はないのか?いそいで、猟友会の方に電話をし駆除のお願いをした。

 その後見て回った残りの2カ所の田んぼは大丈夫でした。公平ちゃんに預っている田んぼの水を調整して見晴らしの良いところに戻ったら、夕方の空に二重の虹がかっていた。

Photo

 もう駄目だ。出来ない・・・・。そのようなつまらぬことを思うのはやめよう。

 一生懸命しよう。それでだめでもまた一生懸命しよう。負けるとか勝とかそのようなことではなく、背中がすっと冷たくなるような悔しさにあっても、やっぱり一生懸命しよう。「一生懸命良いと思うことをする。それだけなのだ。」虹のおかげで、いつもの思いがよみがえった。

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2012年8月18日 (土)

しち蜂 Ⅲ

 手の甲を刺され約1週間ほど休養した蜂退治でしたが、残党?が同じ小屋に巣を作ったらしく、近くを歩くたびに威嚇してくるようになった。

 昨日の昼間、小屋の中を覗きこんだら、直径10㎝ほどに巣が出来ていた。べっぴんの看護師さんに「蜂退治はやめましょうね」といわれたけど、これから先、あわてん坊の家族や近くの人が小屋のそばを通ることは十分考えられる。

 仕事も個人的にもさまざまなことが起こった一日でしたが、なんとか落ち着くところに落ち着いた昨夜、家族ががやがや楽しんでいる夕食後、かねて予定していた9時に「田んぼの水を見てくる」と嘘をついた。「いま時分から?」ちょっと気付いたような家内を尻眼に家を出た。ゴム手袋は新品、強力噴射殺虫剤2本をぬかりなく用意した。

家族に嘘をついてまで、男はつらい。でも無事に『しち蜂』(スズメバチ)退治は終わりました。

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2012年8月11日 (土)

雨の庭

夕方、庭に水をまいた後、縁側で庭を見て過ごすのが父の日課のようになっている。

雨の降る日は縁側、椅子、座る場所を変えながらながめ続けている。

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庭石は家の山から出してきたもの。庭木は以前住んでいた家の周りにあったもの。作ってくれた庭師さんは父の友人。

父の思い出をぎゅっと集めた小さな庭なのだ。雨の降る日はそう思う。

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2012年8月10日 (金)

ゴーヤチャンプル

年に一度の沖縄旅行に行かなくなりずいぶんになる。長男と長女がまだ大学生だった頃に宮古島へ行ったきりだと思う。ホテルの部屋とテラスを行ったりきたりする私に息子が「裸になるのは風呂だけにしてほしい」と注意されたのを思い出す。

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先日、末娘がゴーヤを調達してくれたので、沖縄の友人にいただいた取って置きのスパムを保存庫から出した。ゴーヤが1本だったので、スパムは封を切っても4分の1ほど使って残りは冷蔵庫。

ささっと出来上がり。

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両親と私達で分けるとこれだけ。もったいないからと『ちびりちびり』食うのはうまくない。がさがさと口にかき込み、もぐもぐ食べるのが美味しい。「うまい!」でも、なんか沖縄で食べるゴーヤチャンプルとは違うのです。それから3回作ったけどやっぱりどこか違う。

「お母さん!秋が済んだら(稲の収穫が終わったら)行こう」沖縄へ一緒に行ったことがない家内を誘っています。

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2012年8月 8日 (水)

生きる

犬たちの散歩といっても、私と出る場合は片道200m程でしょう。うっふは足を引きずりながら、シェリーは息を荒げて、年老いた2頭はそれぞれの痛みと闘いながら、朝夕の散歩している。日高川に架かる橋のたもとまでアスファルト舗装された歩道を、朝は6時くらい、夕方も6時くらいに歩くのです。

夕方少し遅れたことがあった日のこと、近くの奥さんが「わんちゃんは元気?」と家に来てくれた。その方のお母さんが、うっふとシェリーの姿が見えないが元気かどうか見てきてほしいというので訪ねてくれたのです。

早速、散歩に出た。普段なら、橋のたもとからキャンプ場への道の角で折り返すのですが、その角にある、2頭を心配してくれるおばあさんの家にお邪魔した。

犬達の姿を見て、曲がった腰で家からやっと出てきたおばあさんは、「よかった、よかった。」涙声で声をかけてくれた。老犬とはいっても、ラブラドールは大き過ぎるのか触れようとはしない。別れ際、暑いから気をつけなさい。明日もおいで。と、犬達にやっぱり涙声で話しかけてくれた。

おばあさんは、これまでずっと家の前まで何とかやってきて、ふらふら帰ってゆく犬達を、毎日見てくれていたのです。

次の日は、息子が散歩でお邪魔し、うっふを抱えておいて「これで安心だから」とお願いしたら、うっふを撫てくれたそうです。

しばらくして、家内がお邪魔した。おばあさんが安心してうっふを撫てくれた時うっふはおばあさんの膝にもたれかかった。

命を案じ、その生きる力を見て安心する命がある事など、なかなか気付かないものです。命あるものは、命の限り、生きなければならない。

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2012年8月 4日 (土)

4日目の百日紅(さるすべり)

「何もしなくて良いからゆっくり休んで」と家内に言われた。勤め先に朝2時間ほど出た後は、蜂に刺され腫れた手と腕を冷やしながら家で過ごすのが日課の4日間でした。

運転も、本を読んでも集中できず、何となく空ろな日々でした。少し調子が戻り、今朝、犬達の散歩にでた。そうは言っても自信がないので一頭ずつ少しだけ歩いた。二回目はうっふとの散歩で、さっき道で見たぺしゃんこになった蛇の死骸を山に片付けた。うっふは落ち着いた老犬なのでそのようなことに付き合ってくれる。シェリーの待っている小屋に帰って百日紅の花が咲いたことに気付いた。

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冬用に蓄えたストーブの薪、廃材置き場で見つけた荷車の車輪、シェリーが不調のときに付き合うための椅子、百日紅の垂れた枝に赤い花、そしてやさしい朝の光。

私は本当に恵まれていると思った。

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しち蜂(スズメバチ) Ⅱ

左手を刺されていたので急いで家に帰った。

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腫れもないし、リムーバーを使うと傷口から血と一緒に毒を吸い出してくれたような気がする。

ネットで調べたら手当ての後は医者に行く方が良いとなっていた「まぁいいや」と思ったが、身近で蜂で無くなった人のことを思い出した。刺されたときは大丈夫で翌日亡くなった方もいたから、「今から病院へ行く」と決めた。

消防署に勤める従兄弟に相談し、娘と田辺の総合病院の救急にむかった。

病院で、蜂退治で自分も退治された。互角の戦いだった。と、きれいな看護士さんに話し、ついでに、廊下で待つのは本当の娘だと訊かれてもないのに説明した。

次に刺されたら危険だから自分で退治するのはやめたほうが良いと若い医者に教えられた。廊下で娘と帰ろうとしたときさっきの看護士さんがドアから「次は本当に危険ですから、蜂退治はやめましょうね」私は素直に「はい」

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家に帰ってから腫れはじめた。写真の後、更に左手はボールのようになり、肘まで曲げづらくなった。痛みは早々となくなり、変わって少し左手に触れるだけでひどいかゆみが出てきた。濡れタオルと氷枕でそっと冷やし続けている。

「お父さんは働きすぎやから、蜂が少し休めって刺したんちゃう」家内は言う。そんなことはない「蜂退治はやめましょうね」っときれいな看護士さんが私に言ったのです。

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しち蜂

夕焼けがきれいな日はなぜかうれしい。

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公平ちゃんの田んぼの小屋で巣作りしていた「しち蜂」(スズメバチをそう呼ぶ)が、小屋のそばを通るたびにちょっかいを出してくるようになったので、「今晩決行」と決めた。

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蜂の子も食べたいし、作戦としては凍らせるスプレーでフリーズさせて厚手の袋に巣ごと包み込み、一網打尽にする作戦。

ゴム手袋が見つからないので作業用のゴム引き手袋、ゴムの合羽、防虫網で頭は保護、足元は長靴。

右手にスプレー、左手に懐中電灯。スプレーで全ての蜂は落ちなかった。元気なやつが明りを頼りに左手へ。そこにスプレーを、吹く。

初めは自分の手が凍傷にかかったと思った。が、刺されたようです。予備に持っていた殺虫スプレーで蜂を落とし、何とか巣は袋に収容した。

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続きます・・・・・

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