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2012年9月12日 (水)

木賃宿

 生まれ育った家を取り壊すことにした。

 元は、日高川をくだる筏師(いかだし)さんを主な客として、私の祖父が大正時代に始めた木賃宿でした。子供のころ、不便な場所に設けられた2箇所の階段が不思議でした。私たちはその家で昭和の終わりまで過ごし、今の家に引っ越した。

 その後、夢いっぱいの椅子作りをされる斉藤望さんが住み、フランス料理やドレッシング『梅樹庵』の竹内さんのご両親が住んでくださった後、この8月まで竹紙や綿花栽培から機織などをとおして創作活動をされる菅野夫妻(今竹生とアユンク)が住んでくれた。

 雨漏れがひどくなり、床がだめになり、柱は傾き、崩れないで立っているのが不思議なくらい老朽化が進んでいたのです。

 宿としての一番の思い出が二階の壁に残されていたので、菅ちゃんにお願いしたら、板壁ごと外して額にしてくれた。

P1080159

額は今、両親が暮らす離れに飾っています。

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