うっふ
昨日の夕方『うっふ』は、息をひきとりました。
『別れのない出会いはない』それを教えてくれるように『うっふ』は、15年ほど前、はじめて家に来た夜に眠った玄関で、昨夜別れの時を迎えたのでした。
大切なことは、別れの時をどう受け入れるかよりも、同じ時をどう過ごすのかだとは思うのですが、ちょっとつらい。
家族は、それぞれの思い出を胸に、うっふをおくろうとしています。
昨日の夕方『うっふ』は、息をひきとりました。
『別れのない出会いはない』それを教えてくれるように『うっふ』は、15年ほど前、はじめて家に来た夜に眠った玄関で、昨夜別れの時を迎えたのでした。
大切なことは、別れの時をどう受け入れるかよりも、同じ時をどう過ごすのかだとは思うのですが、ちょっとつらい。
家族は、それぞれの思い出を胸に、うっふをおくろうとしています。
最近、私の流行は田辺市上屋敷にある町屋カフェでご飯を食べて、隣にあるララ・ロカレ(RaRa Locale)でコーヒーを飲みながら本を読むこと。
趣のある建物があることは知っていましたが、元々市庁舎だったという建物が改装され、ララ・ロカレになった。ひとりで入っても居心地が良いのでつい長居をしてしまいます。最近は読みかけの本を持って入るようになった。
昨日は、午後3時過ぎにララ・ロカレに入ったら、ウェイターをしている方がいつもと違う服装でギターを弾いていた。
店の方に訊ねたら、毎週月曜日の午後、3時から4時までライブをしているのだと言う。
本を読みながら、ギターをききながら、うとうと・・・・と、きっちり4時まで贅沢な時間を過ごさせてもらった。
「え~さん、もみ届けるから作ってみて」と友人から電話が来たのは、もみ蒔きの頃だった。早稲なのか晩生なのかも訊かずに、名前が気にいって予定していた早稲種を止めて、その苗を育てた。
「一番上の田に『ゆめえくぼ』植えているところですよ」5月の終わりに田植えしながら電話したら、「何でしたっけ」と返された。「あちゃー」と思いながら説明したら、早速我家の棚田の上まで息を切らしながら来てくれた。
そして昨日「穂が出たよ」と電話したら「ありがとうございます」と返ってきた。
お礼もなにも、私は春から、『ゆめえくぼ』『ゆめえくぼ』その名をとなえながら朝夕田に来れることが有り難かった。そして今『ゆめえくぼ』と言う名の稲に穂が出た事は、格別の喜びとなった。
そんなことは、友人には言わず「うまく収穫できたら届けます」と伝えて。電話を切った。
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