親と暮らす
正月を迎えるための準備のほかに、農協へ正月用の花木を出荷しなければなりません。
先日は、ウラジロ(しめ縄などに使う裏の白いシダ)の出荷が終わりそのあと、熊笹を出し、今はシキミ(仏壇や墓に供える)の出荷準備をしています。
おじいちゃんと息子が畑に行って切ってくれたものを、60cmの長さに形を整えて束ねるのですが、それが馴れないと早くはできない。土曜日の夕方家内がその作業をしているので「それでは私が」と手伝った。
「お父さん上手」おだてているのではない、確かに私は上手なのです。20~30歳まで農協に勤めていたとき『店先で売れるよう束ねて出荷する』ことを尼崎か宝塚だったか、駅前の花屋さんに教えてもらってそれ以来続いているのだと思う。
今日はお母さんが御坊の実家へ行ったから、シキミを束ねるのは止めにして山に行くつもりだった。車庫から出ようとしたら、おばあちゃんがやってきてシキミを束ねる作業を始めた。そのままにしておくとせっかくのシキミが短く切られてしまい、出荷できないものにしてしまう。それで仕方なく一緒に作業することにした。
おばあちゃん(母)は思いついたことはしないと気がおさまらない。小さなときから働きっぱなしで、休むことに罪悪感を持っているから、何かしていないとストレスになるので、ストップをかけることができない。付き合うよりほかに手はないのです。
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